Bカートクレカ決済が導入企業100社を達成、BtoB ECの変革促進へ

Bカートクレカ決済 100社導入突破

株式会社Daiが提供するBtoB-ECプラットフォーム『Bカート』が、2024年度に公式クレジットカード決済サービス『Bカートクレカ決済』の導入実績が100社を超えたことを発表しました。これにより、Daiは業界内の事業者や買い手からのさらなる支持を受け、ビジネス取引の効率化と安全性向上を目指します。

Bカートクレカ決済の特徴と利点

『Bカートクレカ決済』は、Bカートを利用する事業者専用のクレジット決済システムであり、システムに追加の開発が不要です。そのため、迅速かつ効率的な導入が可能です。クレジットカード決済が求められる現代のニーズに応え、カード決済を簡単にサイトに組み込むことができます。この仕組みは、PCI DSS Version3.2.1に準拠し、EMV 3-Dセキュアにも対応してるため、高いセキュリティが確保されています。

決済画面は、トークン型で埋め込むことができ、画面遷移なく買い手側が素早く処理を行える利点があります。これにより、ECサイトにおけるユーザーエクスペリエンスが向上し、企業間の取引がスムーズに進みます。

クレジットカード決済の普及背景

これまで法人クレジットカードは企業の特権として位置付けられていましたが、最近の調査によりその発行枚数が急増していることがわかっています。例えば、2014年には639万枚だった法人カードですが、2023年には1201万枚に達しており、増加の背景にはペーパーレスやリモートワークの普及、そして新たな法制度の施行が影響しています。

BtoB EC市場でのニーズ

ECサイト買い手の側では、特に個人事業主や小規模な事業者にとって、手軽な決済方法としてクレジットカードが選ばれることが多くなっています。それに伴い、売り手企業にとってもクレジットカード決済を導入することが、与信リスクを軽減し運用の負担を減らす手立てになっています。

EMV 3-Dセキュアの重要性

Bカートクレカ決済は、EMV 3-Dセキュアに標準対応しており、利用者の安全を第一に考えた設計がされています。この仕組みでは、クレジットカードの使用状況や利用端末の情報を基にリスクを評価し、リスクが低い場合にはパスワードなしで決済を完了させることが可能です。リスクが高いと判断された場合、追加の認証プロセスも採用されています。