DRONE SPORTS、最新ドローン『Rangle 6』を発表
2023年3月8日、大阪工業大学の枚方キャンパスにて、DRONE SPORTS株式会社が最新のドローン『Rangle 6』を発表しました。このイベントでは、国内最大級の実証実験施設「DXフィールド」を活用し、『Rangle 6』のデモンストレーションが行われました。
DXフィールドは、約30m×40m×20mの広さを持ち、天候に左右されずに多様なデジタル技術によるスマートモビリティサービスの実証が可能な屋内施設です。この実験空間で、DRONE SPORTSはプロパイロットによるマイクロドローンの飛行デモを実施しました。
最新技術の集結『Rangle 6』
新型ドローン『Rangle 6』は、屋内環境でのリアルタイム点群測量に必要な性能を満たしつつ、小型化を実現した機体です。特にGPS環境の整わない狭い空間でも安定飛行が可能であり、特殊な環境下での活躍が期待されます。イベントでは、このドローンが撮影したデータがリアルタイムで3D点群データに変換され、大画面に投影されました。
デモンストレーションの詳細
プロパイロットが操縦する様子や、リアルタイムでの点群データの可視化に多くの参加者が関心を寄せていました。また、DRONE SPORTSは『Rangle 6』を利用してDXフィールド全体を3D化する取り組みも実施。この日はその成果物を用いて、ドローンの屋内点群測量の概要や方法を説明するプレゼンテーションも行われました。
本イベントのオープニングセレモニーでは、テープカットの瞬間や、手のひらサイズのマイクロドローンがしっかりと学長の掌に着地するパフォーマンスも披露されました。
今後の展望
DRONE SPORTSは、今後さらに『Rangle 6』の技術開発と品質向上に取り組み、2025年6月頃にサービスの提供開始を目指しています。現在、デモンストレーションや実証実験に関する受け付けを行っており、興味のある方に向けて連絡を募集しています。
【DRONE SPORTSについて】
企業は国産ドローンブランド『Rangle』を展開し、インフラ設備の点検やドローンレースチーム『RAIDEN RACING』の運営、イベントの企画運営など多角的な事業を展開しています。『RAIDEN RACING』では、世界最高峰のリーグであるDrone Champions League (DCL)での三連覇を達成した実績もあり、CMや番組撮影向けの空撮サービスも手がけています。詳細は公式ウェブサイト(https://dronesports.jp)でご確認いただけます。