ダンヒルとフリーズ・マスターズ・トークの芸術的なコラボレーションが始動

ダンヒル × フリーズ・マスターズ・トーク 2024 オープニングナイト

近年のアート界においては、ブランドの国際的な影響力が増す中で、アートとファッションが密接に結びつく例が多数見られます。そんな中、英国のラグジュアリーメンズブランド、ダンヒルが、フリーズ・マスターズ・トーク 2024のオープニングナイトを華やかに開催しました。本イベントは、ダンヒルの名を冠し、アート、文化、デザインについての深い対話を促進することを目的としています。

この特別な夜は、メイフェアに位置するダンヒルのロンドン旗艦店であるボードンハウスで行われ、シャンパンのレセプションから英国料理をベースにした豪華な3コースディナーが提供され、招待客たちを魅了しました。出席者には、俳優のデヴィッド・ヘアウッドやファッション界の著名人が名を連ね、彼らはダンヒルの洗練されたスタイルに身を包んで登場しました。

クリエイティブなトークの展開

オープニングナイトでは、ポリー・ステープルが進行役を務める中で、英国人アーティストのマーク・レッキー、アート・ファンド・ディレクターのジェニー・ウォルドマンとのパネル・ディスカッションが行われました。このディスカッションでは、「The State we‘re in：今日の英国文化とその遺産を振り返る」というテーマが設定され、現代の英国文化について意見が交わされました。参加者たちは、アートや文化の現在の姿と、その未来にどのような影響があるのかを深く掘り下げました。

さらに、フリーズ・マスターズのクリエイティブ・アドバイザーであるシーナ・ワグスタッフとバービカンのビジュアル・アーツ部門の責任者であるシャネイ・ジャヴェリがキュレーションを行うトークイベントも予定されています。これらのイベントは、アートと文化におけるソートリーダーシップを促進するための重要な機会となるでしょう。

ダンヒルの継続的な支援

ダンヒルは、2026年までこのプロジェクトをサポートする意向も表明しており、このパートナーシップがアートとデザインにおいて重要な役割を果たすことを期待しています。そのため、今後のトークイベントでは、著名なアーティストや思想家たちが集まり、様々なテーマで対話を繰り広げることになります。

今後のトークイベントのラインアップ

10月9日（水）午後4時: グレン・ライゴン、ゾエ・ホイットリー、ディア・アル・アザウィ - 「絵画的言語と詩的翻訳」
10月10日（木）正午: クリストファー・ブライアント、ジェレミー・デラー、ビクトリア・シッダル - 「公正な判断」
10月10日（木）午後4時: バーバラ・ウォーカー、ミン・スミス、ルー・ストッパード - 「コミュニティの顔」
10月11日（金）午後12時: ナイリー・バグラミアン、グレン・ローリー、ジュリアン・ローズ - 「空間的知性」
10月11日（金）午後4時: ガブリエレ・フィナルディ、ヤン・ダリー - 「絵画の力」
10月12日（土）午後12時: アブラハム・トーマス、ナタリー・デュ・パスキエ、アナベル・セルドルフ - 「プラスチックの力」

これらのイベントは、アートへの新たな視点や解釈を提供し、参加者にとって刺激的な経験となることが期待されます。ダンヒルはこのプロジェクトを通じて、アートとデザインの世界における重要な位置をさらに確立することでしょう。

ABOUT FRIEZE

フリーズは、モダンアートとコンテンポラリーアートのための国際的なプラットフォームであり、アート愛好者やコレクターが集う場所として知られています。フリーズは、年次のアートフェアや専門誌を通じて、アートの新しい可能性を探求し続けています。このような背景の中、ダンヒルとフリーズとの提携は、アートとデザインの重要性を広める素晴らしい機会と言えるでしょう。