TalentXの新アナリティクス機能でリファラル採用が進化
リファラル採用の効率化を目指す株式会社TalentXは、先日最新のアナリティクス機能を発表しました。この新機能は、リファラル採用サービス「MyRefer」を通じて企業117社での調査に基づき、リファラル活動の分析工数を平均30%削減し、最大では4.5時間から1.5時間への短縮を実現。これは実に約67%の削減率です。
部署別データ可視化の重要性
近年、日本企業においてリファラル採用の重要性は増しており、実際には62.5%の企業が導入しています。しかしながら、導入が進む一方で、活用が不十分な企業も多く存在します。その理由の一つは、「どの部署の誰がどのようにリファラル活動に関わっているのか」が把握できていないこと。データの可視化が不十分なため、具体的な問題を特定するのが難しくなっています。リファラル採用は企業文化や組織構造に大きく依存するため、リアルタイムで具体的な数値を把握することが、文化の定着には不可欠です。
新アナリティクス機能の利点
新アナリティクス機能は、各部署におけるリファラル活動の登録・紹介・応募・内定・入社等の主要指標を可視化するダッシュボードを導入。従来のCSV抽出や手動加工を経ることなく、リアルタイムでその結果を確認できるようになりました。この機能によって、企業は様々な条件でのデータ分析が可能となり、リファラル活動が組織全体で推進できる基盤が整いました。
機能の特性
- - 各部門のリファラル活動の進捗を一目で確認できるダッシュボード
- - 手動処理の必要がなく、リアルタイムでデータを把握
- - 多様な条件で分析ができ、より効果的な対応が可能に
調査結果と活用の様子
調査では、新機能を利用した企業のほとんどが、分析工数の平均30%削減を実現しました。“部署別のリファラルキャンペーン分析が容易になった”という企業からの声も寄せられ、この機能が社内報告にも活用されるなど、実践的な利点が見て取れます。
TalentXの目標
TalentXはリファラル採用を単なる制度に留めず、企業文化として根付かせることを目指しています。社員が自らの関与を意識できるような組織作りを進め、データに基づいた運用が何よりも重要です。新アナリティクス機能は、リファラル採用の文化を進化させ、全社員が積極的に参加する「リファラル採用3.0」や「全員採用」の実現をさらに進めます。
MyReferについて
MyReferは、社員紹介を通じて採用をより効率的に行うためのリファラル採用サービスの先駆けです。2015年のサービス開始以来、企業規模や業界に関わらず多くの企業で活用されています。採用プロセス全体をカバーする機能を備え、人事担当者や社員の負担を軽減しつつ、リファラルの活性化を促しています。
株式会社TalentXの詳細
株式会社TalentXはリファラル採用プラットフォームMyReferからスタートし、採用マーケティングや採用ブランディングの支援など、様々なサービスを展開している企業です。テクノロジーと戦略を融合することで企業の採用プロセスを革新し、持続可能な社会への貢献を目指しています。