Asanaの新機能「ゴール」で組織目標の管理がスムーズに
Asanaの新機能「ゴール」の魅力
新型コロナウイルスの影響により、多くの組織が遠隔での働き方を余儀なくされている今、ワークマネジメントプラットフォームであるAsanaが新機能「ゴール」を発表しました。この機能の導入により、目標管理が容易になり、チーム全員の業務が組織のミッションとどのように関連しているのかを把握しやすくなります。
ゴール機能のメリット
「ゴール」機能は、OKR(Objectives and Key Results)を活用することで、各メンバーが自身の業務が企業の目標にどう貢献しているのかを理解できるように工夫されています。具体的には、2つのタイプの目標が設定可能です。
1. 会社の目標:長期的な企業ミッションの達成に関わる目標。
2. チームの目標:会社のミッションを基にした短期的なプロジェクト目標。
これにより、組織は明確な方向性を持つことができ、メンバーそれぞれが高いモチベーションを持ちながら業務に取り組むことができるようになります。また、目標を複数のプロジェクトにリンクさせることで、リーダーは各チームの進捗を俯瞰的に観察できるのもポイントです。
組織の課題を解決
Asanaは、この新機能を追加する背景に、コロナ禍における組織の課題をしっかりと捉えています。実際、最近の調査によると、全体の16%の組織しか効果的に目標を設定できておらず、また、半数近くの従業員が勤務先の目標が変更されたと回答しています。このような環境では、明確な目標の設定が難しくなりがちです。
特に、リモートワークの導入が進む中、従業員が業務の優先順位を理解し、目標達成に向けて行動するためのツールが求められています。Asanaを使用することで、自分の業務と組織全体の目標との関連性を理解する割合が2倍近くになるという調査結果も示しました。これにより、企業はより高いパフォーマンスを発揮できるのです。
Asanaの概要
Asanaは、2012年にFacebookの共同創設者ダスティン・モスコヴィッツによって設立され、サンフランシスコを本社としています。現在、世界中で600名以上の従業員を抱え、195カ国でサービスを提供。主要顧客には、AirAsiaやSephora、Uberなどが名を連ねています。
日本でも多くの企業で利用されており、特に新型コロナウイルスの影響で、リモート業務のためにAsanaが重宝されています。今後は「ゴール」機能を活用し、組織の目標達成をしっかり支援していくことに期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
-
Asana Japan 株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内2丁目6-1丸の内パークビルディング8階 x LINK内
- 電話番号
-
050-1744-2246