新型超高感度煙監視システムの進化
能美防災株式会社が2025年4月1日から新たに販売を開始する超高感度煙監視システムは、「見やすさ」「センシング性能」「ネットワーク性能」を大幅に向上させた革新的な製品です。新型監視盤と超高感度煙センサは、特にデータセンターや半導体工場、電気室といった高リスク環境における火災予兆監視に最適です。
システムの特長
煙監視盤の特徴
1.
遠隔監視・操作の対応
LAN通信を採用し、任意のPCからリアルタイムで監視および設定が可能です。アラームや異常状態の可視化が進み、柔軟な保守・運用を実現。また、通信内容の難読化処理を行うことで、情報セキュリティにも配慮しています。
2.
大規模施設に対応
最大300台のセンサ接続が可能で、大規模なデータセンターや工場など、広範囲な監視体制をサポートします。
3.
保守性の向上
既存の煙センサとの互換性があり、さらなる柔軟性を持たせた管理機能を搭載。点検・運用を効率化するために、カスタム設定機能により自由にアラームや異常要因を割り当て可能です。
4.
ユーザビリティの向上
直感的なGUIを採用し、アラーム発生時に必要な情報を瞬時に把握でき、迅速な対応が求められる現場での活用が期待されます。
超高感度煙センサの特色
1.
最高クラスの検出性能
なんと0.0001%/mの微小な煙を検出可能で、感度差を大幅に改善。従来のセンサでは困難だった小粒径煙の検出を実現しました。
2.
信頼性の高い動作
環境変化に強い検知アルゴリズムを採用し、高い防塵性能を持つため、厳しい環境条件でも安定した運用が期待されます。
3.
柔軟なアラーム設定
環境や時間帯に応じて自動的にアラームしきい値を切り替え可能で、最適な運用シーンに合わせた設定が出来ます。
4.
メンテナンス機能の強化
メンテナンス支援機能を新たに追加し、作業の効率化を図ります。アラーム試験機能やフィルタの使用期間を表示する機能が整っており、現場での作業が格段にスムーズになります。
5.
新機能を追加
監視盤接続タイプの煙センサに新たに視認性を向上させた機能が加わり、実際の監視エリアでも煙の上昇状況を即座に確認できるようになります。
販売情報
新型煙監視システムの販売は、以下の2機種がラインナップされています。
- - 超高感度煙監視盤:YPNJ001(1~20回線)
- - 超高感度煙センサ:YDNJ001(監視盤接続タイプ)、YDNJ002(スタンドアローンタイプ)
会社概要
- - 名称:能美防災株式会社
- - 代表者:岡村武士(代表取締役社長)
- - 所在地:東京都千代田区九段南4-7-3
- - 設立:1944年5月5日
- - 資本金:133億2百万円(東証プライム市場)
- - 主な事業:防災設備の企画、開発、設計・施工、保守、販売など
- - URL:能美防災株式会社
お問い合わせ
新型煙監視システムに関する問い合わせは、能美防災株式会社 環境システム事業部まで。電話番号は03-3265-0233(平日9:00~17:00)です。
新しい煙監視システムは、安全で信頼性の高い監視ソリューションを提供し、火災予兆を確実に捉える重要なツールとなることでしょう。