竹中工務店初の大規模BtoCイベントが成功、来場者数は約2.6万人

竹中工務店が挑戦した大規模BtoC体験型イベント

2025年2月に、大阪にて竹中工務店が初めての大規模BtoC（ビジネス・トゥ・コンシューマー）体験型イベント「たてものめがねまちめがね展」を開催しました。これは、建設業界の魅力を次世代を担う若者たちに伝えることを目的としたイベントで、家族連れや大学生、その親世代をターゲットに設定していました。

イベントの成功のヒント

このイベントは、初回から目標であった来場者数を大きく上回る約26,000人を集客。これは同社が実施したデジタルマーケティング施策が寄与したと考えられています。
BtoC市場への進出は、少子高齢化やデジタル化が進む中、建設業界にも新たな価値を提供しようとする企業の必然的な流れとも言えます。これまでBtoB（ビジネス・トゥ・ビジネス）を中心にマーケティング展開を行っていた竹中工務店が、今回のイベント開催によって家族層との接点を持つことに成功しました。

シナジーマーケティングの支援

この成功には、シナジーマーケティングが全面的にサポートしたことも大きな要因です。12年以上の実績をもつ同社は、デジタルマーケティングにおいて「Synergy!」というシステムを活用し、戦略立案から施策実行まで一貫してサポートしました。

- 戦略立案からの参画：イベント開催の約1年前から参加し、集客のための包括的な戦略を構築しました。
- ペルソナ設計によるターゲット明確化：主要ターゲットはファミリー層（小・中・高校生を含む）、サブターゲットには大学生やその親世代を設定。
- SNSとインフルエンサーの活用：影響力のあるインフルエンサーを起用し、関西圏のターゲット層へのアプローチを強化。
- 集客施策の実施：効率的なWeb広告やLINE広告による集客戦略を展開し、ROIを最大化。
- 迅速な公式サイトの立ち上げ：短期間での公開を目指し、事前に準備したデザインを基に即時に公式サイトを展開。

来場者の増加とその影響

最終的にこの戦略が功を奏し、開幕初日には目標の約半数にあたる予約を獲得。数日後には目標を上回る予約数に至りました。短期間でありながら、25,000名以上の来場者を集め、耐えられる稼働力を持つデジタル広告施策の効果が実証されました。

今後の展望

イベントの成功を受け、シナジーマーケティングは引き続きBtoB企業がBtoC市場へ価値を展開する際のマーケティング支援に力を注いでいく考えです。特に、企業が一般消費者と直接的な接点を持つ重要性が増している中、より一層の質の高い情報発信が求められています。
今後も、デジタルを駆使したブランドの魅力的な発信を通じて、企業の成長を後押しする取り組みを続けていくでしょう。