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自動物流道路実現に向けた新たなコンソーシアム、参加メンバーを募集中！

自動物流道路実装に向けたコンソーシアム創設

令和7年4月10日、国土交通省道路局は新たな物流形態の一環として、商業利用に向けた自動物流道路の構築を目指すコンソーシアムの設立を発表しました。この取り組みは、物流危機への対策としてビジネスモデルの開発や技術の向上を図り、官民の連携を強化することが目的です。

自動物流道路とは？

自動物流道路とは、特定の道路空間で自動運転車両を用い、効率的に貨物を輸送するための新しい交通システムです。これによりトラックドライバーの労働負担を軽減し、物流の効率化と温室効果ガス削減を図ることができます。

コンソーシアムの目的と活動内容

コンソーシアムは、自動物流道路の導入に必要な技術やビジネスモデルを研究・開発し、その実装に向けた道筋を示す役割を果たします。主な活動は以下の通りです：

- 自動物流道路に関する検討会の提言
- 各分科会での情報共有による全体の最適化
- 自動物流道路に関する実証実験の結果を共有すること

ビジネスモデル分科会

この分科会では、需要予測や収支の見通しをシミュレーションすることに焦点を当てています。また、事業運営に必要な要件を検討し、課題を明確にすることで、事業の成立に向けた道筋を探ります。

オペレーション分科会

オペレーション分科会では、自動物流道路の実証実験での検証項目について議論し、事業成立のための技術開発の方向性を定めます。これにより実験を通じた具体的な成果を挙げ、実用化を促進します。

インフラ分科会

インフラ分科会では、現行の道路構造や周囲の環境に基づいた自動物流道路の具体的な設計について検討します。物流量や必要な拠点の面積、配置を考慮し、適切なインフラ整備のあり方を模索します。

参加を希望する企業や団体へ

コンソーシアムには、自動物流道路に関心のある企業や団体、及び自動輸送技術を持つ企業や団体が参加できます。参加検討にあたっては、別紙の公募要領を参照してください。

公募期間

- 令和7年4月10日から随時募集を行います。

特に第一次コンソーシアムの開催が令和7年5月16日を予定しているため、早めの参加が推奨されます。

説明会の開催について

参加を希望する事業者向けに説明会が行われます。説明会に参加希望の方は事前に申し込みが必要です。詳細は連絡先や期日に注意し、必要な情報を記載してお申し込みください。オンライン参加も可能です。これにより物流の未来を共に築く一員となることが期待されています。

この新たな取り組みを通じて、効率的で持続可能な物流システムが実現されることを期待しています。