日程調整ツール「TimeRex」に新機能が登場
ミクステンド株式会社が提供する日程調整ツール、TimeRex(タイムレックス)が新たに会議室予約機能を追加しました。この機能は2025年9月8日から利用可能となり、Google WorkspaceやOffice365の会議室に対応しています。これにより、日程調整と同時に会議室の予約も行えるようになり、ユーザーの利便性が大幅に向上しました。
バックグラウンドと開発の背景
近年、ハイブリッドワークの普及に伴い、対面会議とオンライン会議のスタイルが多様化しています。しかし、日程調整に関しては様々な課題に直面しています。たとえば、対面会議の際に会議室を予約していなかったり、ダブルブッキングが発生したりすることが頻繁に起こっていました。また、オンライン会議においても静かな環境が必要で、会議室の予約が煩雑になるケースが多いのです。これまでTimeRexは参加者のスケジュール調整に特化していましたが、こういった問題を解決するために会議室の予約機能を開発しました。
機能の特長と利便性
新たに追加された会議室予約機能の主な特長は以下の通りです。
1.
会議室の空き状況を自動判定
- Google WorkspaceやOffice365の会議室の空き時間を自動で判定し、参加者の日程候補を提示します。
2.
日程調整完了と同時に自動予約
- 調整が完了すると、参加者のGoogleカレンダーまたはOutlook予定表に会議室の予約が自動で登録されるため、手動予約の必要がありません。
3.
Web会議との併用
- Web会議ツールと連携することで、ハイブリッド会議やオンライン会議でも集中できる場所を自動で予約できます。
4.
複数の会議室からの選択
- 最大5つの会議室を設定でき、空いている場所から優先度に応じて自動で予約します。
5.
簡単な設定
- オーナーや管理者が会議室をTimeRexに追加することで、簡単に予約が可能になります。
実際の利用シーン
この新機能を活用することで、さまざまな利用シーンが想定されます。例えば、外部訪問者との対面面談において、参加者の日程候補と同時に会議室も自動で予約することができ、担当者の負担を軽減します。また、静かな環境でのオンライン会議を行いたい場合にも、自席での集中が難しいときや、機密性の高い会議において、会議室を自動で予約することで快適な環境を整えることができます。
対応プランと設定方法
この機能は、TimeRexのベーシックプランおよびプレミアムプランで利用可能です。対象となるリソースはGoogle WorkspaceおよびOffice365に登録された会議室です。設定方法は、TimeRexのサポートページで確認できます:
TimeRexサポートページ
TimeRexについて
TimeRexは、GoogleカレンダーやOutlook予定表とリアルタイムで連携し、日程調整のプロセスを自動化するツールです。2020年からサービスを開始し、昨今では名刺交換機能を搭載するなど進化を重ねてきました。現在、ユーザー数は46万人を突破しています。
ミクステンド会社概要
ミクステンド株式会社は2018年に設立され、日程調整サービスを拡充し続けています。本社は東京都渋谷区にあり、今後もさらなる機能の拡張とサービス向上を図っていく予定です。
各企業の業務効率化を目指すTimeRexの新機能に注目し、是非活用してみてください。