次世代CRM基盤の形成
株式会社ANWが運営するスタイルコンタクトレンズのブランド『envie(アンヴィ)』が、直営店「envie GINZA」にて新たに会員アプリ『PONPISH PASSPORT(ポンピッシュパスポート)』を導入しました。これは株式会社BSMOホールディングスが開発したもので、Solanaというブロックチェーン技術を使用した顧客管理システムです。本アプリは、購入履歴や装用履歴、会員特典などをNFTとして管理し、顧客に持続的な価値を提供できるサービスを目指しています。
1. 導入の背景と課題
今、envie GINZAは外国人観光客からの需要が急増しており、売上の6割以上が免税対象となっています。これにより、国内外の多くの顧客にご来店いただいていますが、特定の地域では一般的なSNSが利用できないため、来店後の長期的なコミュニケーションを構築するのが難しいという問題も存在していました。お客様の購買情報や特典を国やプラットフォームを越えて一貫して管理するニーズが高まっており、その解決策としてブロックチェーン技術を採用しました。これにより、来店から購入、装用体験までのデータが一元的に管理され、各顧客に最適な情報提供が可能になります。
2. アプリの多機能
4言語対応のユーザビリティ
アプリは日本語、英語、中国語、韓国語に対応しており、多国籍のお客様が快適に利用できるよう設計されています。これにより、言語の障壁を感じることなく、スムーズな体験が提供されます。
NFT管理での履歴管理
店舗での購入履歴や装用体験をNFTとしてアプリ内で管理します。これにより、お客様は過去に使用したカラーレンズを振り返り、次回の購入を容易に行うことができるようにサポートします。
会員ランクによる特典
初めは「Member」からスタートし、購入実績に応じて「Gold」や「Platinum」へとステップアップできるランク制度を導入。ランクによって異なる特典として、誕生月の特典や限定キャンペーンが用意されています。
NFTクーポンの管理
クーポンや会員特典はNFTとして管理され、新商品情報や期間限定セール、誕生日特典をお客様に直接届けることが可能です。これは顧客にとって非常に魅力的な価値を提供するものです。
3. 企業価値向上の取り組み
ANWはこのアプリをCRMシステム以上のものと見なし、デジタル顧客基盤としての新たな価値を創出中です。顧客データの可視化や、利用促進、ブランドロイヤリティの向上を図ることで、企業全体の価値を高めていくことを目的としています。
- - NFTによる履歴の一貫した管理:顧客体験を記録し、次回の購入提案に役立てます。
- - イベント通知との統合:顧客のNFTや会員属性に応じて、情報を最適化し、来店を促進します。
- - 信頼性の向上:ブロックチェーンを活用することで、顧客データの透明性を確保します。
これらの取り組みにより、国内外の顧客に対する持続的な価値提供を実現し、長期的なブランド価値を向上させる方針です。
終わりに
ブロックチェーン技術を駆使した会員アプリ『PONPISH PASSPORT』が、これまで以上に環境にも優しく、個々人に合ったサービスを通じて多くの顧客に価値をもたらします。新たな時代の顧客体験が、envie GINZAから始まります。