モースマイクロ、IoTの未来を変える新技術を発表
オーストラリアの企業、モースマイクロが、Wi-Fi HaLowチップの新シリーズであるMM8108の量産を開始したと発表しました。この革新的な技術は、IoT(モノのインターネット)の進化に大きく寄与することが期待されています。MM8108は、長距離通信を可能にし、最大43Mbpsのデータレートを実現。これにより、次世代の低消費電力IoTデバイスの開発が容易になります。
量産開始とそのテクノロジーの詳細
MM8108の量産により、モースマイクロは同時に評価キットも提供し、開発者をサポートしています。具体的には、MM8108-EKH01、MM8108-EKH05、MM8108-EKH19という3種類の評価キットが用意されています。これらはそれぞれ異なるプラットフォームに統合されており、開発者がEvKを通じて、Wi-Fi HaLowを活用したIoTソリューションの設計を行いやすくしています。
特に、MM8108-EKH01ではRaspberry Pi 4プラットフォームへの統合がなされ、MM8108-EKH05ではFreeRTOSを基盤にしたIoTプラットフォームが提供されています。これにより、開発者はさまざまなハードウェアとソフトウェア環境での評価が可能です。
モジュール供給の拡大
需要の高まりに応じて、モジュール供給も拡大しています。MM8108-MF15457リファレンスモジュールは現在一般に販売されており、AzureWaveやVantronから提供される他のモジュールも安定供給が予定されています。これにより、OEMメーカーは素早く製品を市場に投入できる環境が整いつつあります。
HaLowLink 2の登場
環境をさらに進化させるのが、次世代評価プラットフォーム「HaLowLink 2」です。このプラットフォームはWi-Fi HaLow SoCを刷新し、強化された通信能力を持っています。2026年に一般向けに登場予定で、特に米国や欧州、日本でも購入が可能になるため、グローバルな展開が期待されています。
マイケル・デニルの展望
モースマイクロのCEOであるマイケル・デニル氏は、MM8108の登場によってIoTの未来が大きく変わると語ります。「私たちは単なる半導体提供から、数十億台のデバイスが接続できるエコシステムを構築している」と強調。新技術はIoTの接続性を根本から再考させ、社会全体を変革する力を持っています。
まとめ
モースマイクロの最新技術がIoT業界を塗り替える可能性を秘めており、その進化から目が離せません。長距離にわたる安定した通信、低消費電力といった利点を兼ね備えたMM8108が、今後どのように社会に貢献していくのか、多くの期待が寄せられています。さらに詳細な情報は、モースマイクロの公式ウェブサイトで確認可能です。