データベース安定運用の強力な味方、MAJESTY for SQLSERVER Ver5.0
データベースの安定稼働を支える新たなソフトウェア「MAJESTY for SQLSERVER Ver5.0」がリリースされました。このバージョンでは、特に注目すべき新機能として、SQL予兆監視機能とインデックス自動設計機能が搭載されています。従来のデータベース管理においては、障害発生後の対応が主流でしたが、新しい機能により、問題が発生する前に兆候を把握し、適切な対策を講じることが可能になります。
SQL予兆監視機能の革新
従来は、CPUやメモリ、セッションの監視といった限られた手段での対応しかできず、問題が起こった後の遅れた対応が常でした。この新しいSQL予兆監視機能によって、障害を引き起こす原因となるSQLの動きを事前に監視できるようになります。これにより、障害を未然に防ぐことが可能となり、初動の迅速化とともに、問題の分析時間を短縮することができます。
この機能は、SQLの実行状況を把握することで、特に遅くなる傾向を早期に発見し、即座に対策を導入することができます。これにより、データベース管理者は従来の方法に比べ、はるかに効率的に運用することが可能です。
インデックス自動設計機能による性能向上
同時に、新たに搭載されたインデックス自動設計機能も見逃せません。これまでのアプローチでは、個別のSQL単位でのインデックス設計に依存せざるを得ず、その結果として重複インデックスなどによる性能低下が問題視されていました。しかし、MAJESTYの特許技術である「アクセスパターン分析技術」によって、全テーブルにわたるインデックスの自動設計が可能となりました。この技術により、アクセスパターンを分析することで、より効率的なインデックスを構築し、データベースのパフォーマンスを大幅に向上させることができます。
実に、特定のテーブルへのアクセスを分析し、必要なインデックスを見極めることで、一般のエンジニアでも容易に最適化作業を行えるようになりました。これにより、データベース全体の運用効率が飛躍的に向上し、実際にCPU処理時間が53%、バッファヒット率が32%削減されるという成果が得られています。
MAJESTYについて
「MAJESTY」は、データベースの安定稼働を支援するために設計されたソフトウェアです。米国、日本、欧州、中国において特許を取得した新技術を基盤としており、効率的なデータベースの運用が実現しています。
本ソフトウェアは、Oracle 9i以降およびSQL Server 2008以降に対応しており、コストに関しては直接お問い合わせが必要です。データベース運用者やエンジニアにとって、MAJESTYは強力なツールとなることでしょう。さらに詳細な情報は、
シスバンクの公式サイトを参照してください。データベースの性能と運用効率を向上させたい方は、ぜひMAJESTYの導入を考えてみてはいかがでしょうか。