TOPPANエッジが提供する「CloakOne®」に新機能追加
TOPPANエッジ株式会社は、2023年7月から企業向けに顔写真収集と認証を行うクラウドサービス「CloakOne®」を展開しています。このサービスは企業の社員証など様々な用途に応じて活用できるものです。そして最近、TOPPANエッジは新たに顔認証決済機能「CloakOne® Pay」を開発しました。この機能は2026年2月9日から正式に提供される予定です。
「CloakOne®」と決済機能の連携
「CloakOne®」を導入した企業にとって、顔写真情報はオフィス内での決済にも活用できるようになります。具体的には、社員食堂やPOSシステムと連携し、顔認証によって手ぶらで決済ができる仕組みです。このシステムを使うことで、給与天引きや経費精算システムとの連動も可能で、利用者はクレジットカード情報を登録して手軽に支払いを行えます。また、顔認証の情報登録や認証履歴の管理は、企業の人事部門などが行うことができます。
背景と課題解決
近年のキャッシュレス化が進む中、従来のIDやパスワードに依存した認証方式は、なりすましや個人情報の漏洩といったリスクを抱えていました。そのため、より安全かつ手軽に使える決済システムが求められるようになりました。「CloakOne®」は、企業や大学などでの個人ID登録を一元管理し、入退室や勤怠記録との連携を実現することを目指しています。このプラットフォームに新たに追加される「CloakOne® Pay」は、本人確認と決済プロセスをシームレスに統合し、現金もカードも不要な全く新しい決済体験を提供します。
特徴と導入の便益
「CloakOne® Pay」では、新たに社員IDを取得する必要がないため、顔認証決済の導入がスムーズに行えます。すでに「CloakOne®」を導入している企業は、食堂や店舗の決済システムと連携するだけで簡単に顔認証決済が利用可能です。この際、従来のように複雑な契約を結ぶ必要もありません。また、より高いセキュリティが確保されており、クレジットカードの登録には3Dセキュアによる本人認証を用いることで、他の人による不正利用を防ぎます。さらに決済時にPINコードや追加の認証が不要なため、素早く決済が行え、業務プロセスの効率化にもつながります。
価格と今後の展望
「CloakOne®」のスタンダードプランの価格は月額22万円で、500人が利用可能です。「CloakOne® Pay」を利用するには、別途のサービス契約と決済業者との契約が必要です。TOPPANエッジは、今後「CloakOne® Pay」を50社に導入することを目指しており、2029年度までには500社以上への拡大を計画しています。また、TOPPANホールディングスが提供する商業施設やオフィスの設計施工事業「expace®」との連携を通じて、新たな価値の創出も目指しています。
まとめ
TOPPANエッジが提供する「CloakOne®」とその新しい顔認証決済機能「CloakOne® Pay」は、企業における決済の利便性を大幅に向上させるものです。すでに導入している企業は簡単に手ぶら決済が利用できるようになり、安全性の高い新しい決済環境が実現されることでしょう。