アウェアファイが新たなリワークプログラム研究へ着手
株式会社アウェアファイ(本社:東京都新宿区、代表取締役 CEO 小川 晋一郎)は、産業医科大学との連携により、休職者の職場復帰をサポートするためのリワークプログラムの実施可能性の研究を開始しました。この新たなプログラムは、医療リワークプログラムとスマートフォンアプリケーションを活用した自己学習を組み合わせたハイブリッド型です。
リワークプログラムの必要性と背景
リワークプログラムは、休職中の方が職場復帰を果たすために作られた支援システムですが、その効果に関する研究が十分ではありません。アウェアファイでは、自社の臨床心理士によって開発されたオリジナルプログラムを用いた新たな取り組みを通じて、既存のプログラムが抱える課題に挑むことを目指しています。
研究の概要
この研究は、埼玉県新座市にある新座すずのきクリニックで行われ、2024年12月から2025年1月にかけて実施されます。参加者は、集団プログラムとして16セッションに参加し、週に2回、各セッションは最大60分間です。毎回のセッション後には、振り返りのアンケートに回答してもらい、プログラム内容や参加者の満足度を見守ります。
また、参加者はアウェアファイアプリを通じて、2024年9月にリリースされた「職場復帰に備えるスキルが身につく」コースを自習し、プログラムの効果を最大化させる狙いです。
初回プログラムの結果
研究の初回事後アンケートでは、参加者が全員「今後役立つと思う」という最高評価をつけ、プログラムへの期待感を見せました。この滑り出しに多くの注目が寄せられています。
研究体制と共同施行
本プロジェクトは、産業医科大学が主導し、江口尚教授が共同研究者として参加します。また、医療リワークプログラムを提供している新座すずのきクリニックも試料提供機関として協力しています。
今後の展開
プログラムは2025年1月27日まで続き、その後に参加者への詳細なアンケートとインタビューが行われます。その中で、使用感やフィードバック、期待される効果などを探ります。また、プログラム完了から6ヶ月後には、再度、アンケートを実施し、どれだけ定着したかを確認します。
アウェアファイの使命
AIメンタルパートナー「アウェアファイ」は、最新のAI技術を基盤に、心理学に根拠を持つ様々な機能を提供しています。累計ダウンロード数は70万を超え、傾聴や心の分析機能、マインドフルネス瞑想などのコンテンツを揃えています。これからもアウェアファイは、職場環境に関連するメンタルヘルスの課題に対する解決策を提供し続けることを目指します。
終わりに
このように、産業医科大学とアウェアファイの協力によって進められるリワークプログラムの研究は、休職者に対する支援の新しい形を示す重要な取り組みです。今後の動向に注目し、参加者の成果に期待が高まります。