感動を生み出す新たな才能発掘『THE NEW CREATORS』が始動

世界を感動で満たす『THE NEW CREATORS』がいよいよ開始

写真と映像のアワード『THE NEW CREATORS』が、2024年11月18日から2025年2月10日まで、正式に作品募集を開始します。このアワードは、ソニーマーケティング株式会社、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント株式会社、ソニー・ミュージックレーベルズ、ソニーピーシーエル株式会社の4社が共同で立ち上げた新しい試みで、クリエイターに新しい才能を発掘し、彼らの創作活動をサポートすることを使命としています。

『THE NEW CREATORS』の目的

アワードのコンセプトは「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす。」というもので、参加者には年齢や経験、使用する機材に制限を設けず、3部門にわたる写真作品と3部門の映像作品を募集します。このオープンな形式は、多くのクリエイターが自己表現できる場を提供し、多様な感動を生み出そうとしています。

第1回開催の結果

第1回のグランプリ受賞者が決まり、写真部門では花田智浩氏の『時間の交差海岸砂湯』、映像部門では河合ひかる氏の『親愛なる声へ』が受賞しました。花田氏の作品は、100年前と現在の別府の風景を重ね合わせ、そこに込められた時間の流れを感じさせるものでした。
これに対し、審査員の石川直樹氏は、作品が表現する過去への敬意や環境の変化への意識を評価しました。さらに、映像部門で受賞した河合氏は、言葉の壁を乗り越えた家族への思いを記録したドキュメンタリーで、上田慎一郎氏からはその独自の編集技法とリアリティが称賛されました。

受賞者の声と評価

『時間の交差』について、花田氏は「過去に生きた人々が描いた未来と、現在の私たちが見る過去を繋ぐ大切な作品だ」と語ります。審査員の蜷川実花氏も、作品のコンセプトの深さに注目し、さらなる磨きをかけることを期待しています。
一方、河合氏の『親愛なる声へ』は、彼女自身の体験を通して家族とのつながりを深く描くもので、社会的なテーマにも寄与する作品となっています。大喜多正毅氏からも映像と音声の絶妙な組み合わせが高く評価されています。

賞と副賞について

グランプリを受賞したクリエイターには、賞金500,000円に加え、ソニー製品や、ソニーの各社からの特別体験が贈呈されます。これにより、受賞者は撮影活動を支援され、さらなる創作の可能性を広げることが期待されています。今回のアワードを通じて、新たなクリエイターたちと出会ったソニーは、今後も彼らを支えることで、新たな創作に挑戦する姿勢を貫きます。