Microsoft Azureに新たなセキュリティ基盤「KUSANAGI Security Edition」登場

プライム・ストラテジー、Azureでの「KUSANAGI Security Edition」を発表

プライム・ストラテジー株式会社は、超高速CMS実行環境「KUSANAGI」のエンタープライズ向けセキュリティ環境「KUSANAGI Security Edition」をMicrosoft Azure Marketplaceにて展開しました。これは、世界中で幅広く利用されるCMSを安全かつ効率的に運用するための新しいソリューションです。

CMSとセキュリティの重要性

現在、Webサイトの約60%がCMSを利用しているとのことです。特に、WordPressは全体の40%以上を占める人気のCMSであり、ビジネスの基盤として欠かせないものとなっています。しかし、その反面、CMSにおけるセキュリティの脅威や運用コストの増加が課題となっています。これらを解決するために開発されたのが「KUSANAGI Security Edition」です。

新しい標準の提供

この「Security Edition」は、以下の三つの柱を基に、CMSの運用における新しい標準を提供しています。

1. 止めないアップデート
自動アップデート機能を搭載しており、大規模なアップデートでも運用を止めることなく行えます。この「SafeUpgrade」機能により、常にサーバーを最新の状態に保ちます。

2. 見えないリスクの可視化
「KUSANAGI Analyzer」を使うことで、サーバーの設定やセキュリティ状態を自動的に監視し、改善の提案を行います。また、SaaS型サービスの「KUSANAGI App」と連携することで、複数のサーバーを統合的に管理し、全体のセキュリティレベルを向上させることが可能です。

3. 持続的な運用効率の向上
運用コストを大幅に削減し、セキュリティの継続的なアップデートを実現します。属人的な運用から脱却し、効率的なWebセキュリティの運用体制を構築します。

「KUSANAGI Security Edition」のメリット

「Security Edition」を利用することで、公共機関や大規模組織を含むユーザーは次のような成果を期待できます：

- セキュリティリスクの低減 — 脆弱性への迅速な対応が可能。
- 運用コストの削減 — 手作業の運用負担が軽減される。
- 業務継続性の向上 — アップデート中のサービス停止を回避可能。
- 利用者体験の改善 — 高速レスポンスによるユーザー満足度の向上。

マルチクラウドへの対応拡大

AWSやGoogle Cloudに加え、Azure環境でも利用できるようになったことで、KUSANAGIのマルチクラウド対応がさらなる階段を登りました。これにより、10万台を超えるKUSANAGIの導入実績を背景に、プライム・ストラテジーは国際市場に向けて「止めないアップデート」、「見えないリスクの可視化」、「持続的な運用効率」を展開しています。

今後はOS・ミドルウェアの自動アップデートの対象範囲の拡大を図り、Bot対策機能や「KUSANAGI App」のPDFレポーティング機能なども順次提供していく予定です。これにより、全体的なセキュリティ・運用効率・パフォーマンスが強化されます。

試す価値あり！

現在、KUSANAGI Security Editionの評価版を受け付けています。興味がある方は、ぜひこの機会に「止まらない」アップデート体験を試してみてください。詳細は公式サイトで確認できます。プライム・ストラテジーは、引き続き技術の進化を通じて、ユーザーにとって最良のソリューションを提供していきます。