キャリア開発の実践
2025-03-27 12:06:06

男女共にキャリアを切り開く!ランスタッドの取り組みがもたらす変化

ランスタッドの男女平等キャリア支援に注目



現在、ビジネス界では女性の管理職比率が重要なトピックとなっています。ランスタッド株式会社は、男女平等なキャリア開発の実現に向けて、さまざまな取り組みを実施しています。2025年2月末までに女性の管理職比率が29%へと達し、対前年より1ポイント、2022年からは4ポイントも上昇しました。この結果は、同社が数多くの施策を展開してきた賜物です。

自主的キャリア構築のためのウェビナー



ランスタッドは、「Kizukuキャリアセッション」という新しいプログラムを2024年10月に開始し、これまでに1430人以上が参加しました。このセッションでは、社内の女性リーダーがロールモデルとして招かれ、キャリアデザインや能力開発、ワークライフバランスについて自身の経験を共有します。特に、業務時間に実施することで、社員の参加意欲を高める工夫がなされています。

参加者からは「自分のキャリアを主体的に考えようと思えるようになった」といった前向きな声が多く寄せられ、満足度も5段階中4.4と高い評価を得ています。このように、ウェビナーを通じて自己成長を促す環境が整えられています。

ジェンダーエクイティを重視した人事制度



ランスタッドは、男女共に育成や支援に力を入れています。「ピープルレビュー」というタレントマネジメントプログラムを活用し、女性の次期管理職候補を早期に特定する取り組みも行われました。また、四半期ごとの上司との対話「グレートコンバセーション」を通じて、必要な育成を支援し挑戦を促す仕組みを導入しています。

さらに、マネージャー以上のポジションにおいては、必ず女性候補者が1人は応募するようルール化し、面接においても必ず女性面接官を配置するようルールを設けました。これにより、社内外を問わず公平な選考が実現され、女性の活躍を支援するための土台が築かれています。

コーディネーターから支店長へのキャリアパス



2024年12月からは、コーディネーターから支店長へのキャリアパスを構築するための試験的なプログラムも展開される予定です。このプログラムでは、候補者がコンサルタントとしての経験を積むことで、支店長に必要なスキルを習得できるよう支援します。このような取り組みにより、女性が管理職にチャレンジしやすい環境が整うことでしょう。

まとめ



ランスタッドの取り組みは、単なる施策にとどまらず、社員が自律的にキャリアを切り開くための文化を醸成しています。これからも、多様性を大切にしつつ、女性のキャリア形成をさらに推進し、皆が平等に活躍できる職場を目指していくでしょう。これにより、未来のビジネスシーンにおいて、より多くの女性がリーダーシップを発揮する日が訪れることを期待しています。


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会社情報

会社名
ランスタッド株式会社
住所
東京都千代田区紀尾井町4-1ニューオータニガーデンコート21F
電話番号

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