大山町とさとゆめ・HISによる新たな挑戦
地方創生事業を全国で展開している株式会社さとゆめと、旅行業界のリーダーである株式会社エイチ・アイ・エス(HIS)が、鳥取県大山町との連携協定を締結しました。この協定は、地域振興や観光の発展に向けた「新・目的地創出事業」として位置づけられています。
大山町の魅力
大山町は、その名の通り中国地方最高峰の大山の麓に位置し、豊かな自然環境と深い歴史が息づく地域です。ここでは、霊峰大山を信仰し、地域内には美しいブナ原生林や名水、さらには独自のご当地グルメである「大山そば」が楽しめます。観光資源が豊富なこの地域は、歴史と自然が調和している場所です。観光業の振興は、地域の活性化にとって不可欠とされています。
協定の目的と内容
この包括連携協定では、以下のような目的が掲げられています。
1. 地域振興及び地方創生の推進
2. 観光資源と地域の魅力の発信
3. インバウンド戦略の策定と実施
4. 観光施設への誘客促進
5. 地域経済の活性化に向けた企業誘致
6. SDGs推進と自然環境の保全
大山町の町長竹口大紀氏は、観光を手段として、持続可能な地域づくりを進める新たな体制を築くと語っています。専門的な知見を活かし、地域内外の広範な協力を経て、大山の魅力を一層磨いていくことを目指しています。
さとゆめとHISの役割
さとゆめの取締役COO浅原武志氏は、大山町のポテンシャルを信じており、観光振興が持続可能な発展に貢献することが企業の使命であると述べています。この協定により、大山町の魅力を国内外に発信し、新たな観光地としての成長を加速させたいとしています。
一方、HISの中四国事業部長可児真宣氏は、大山町の自然と海の恵みを最大限に生かした誘客活動に全力を尽くす意向を表明しています。地域の皆様との連携によって、地域経済の活性化と様々な課題解決を目指します。
地域活性化の未来
この新たな取り組みは、観光業界に新たな風を吹き込むことでしょう。食や文化の魅力が広がることで、人々が訪れ、地域がますます豊かになっていくことが期待されます。大山町の美しい自然と歴史ある文化がより多くの人々に知られることで、更なる地域の発展が実現するのです。
今後の展開に注目が集まります。さとゆめとHISの連携は、大山町だけでなく、全国の地域にも新たな光をもたらすかもしれません。地域の活性化に向けた協力の輪が広がることを期待しましょう。