シニア向けレストモッド
2025-06-10 13:50:25

シニア向けクラシックカーサービス「レストモッド」の魅力と革新

新しい魅力を持つクラシックカーの未来



NEOTOKYOオートモーティブ株式会社が2025年6月10日に開始するこちらのサービスは、特に60歳前後のシニア層を対象にした「レストモッド」という新たなアプローチで、クラシックカーを現代の車と同等の快適性と性能にアップグレードするものです。シニア層が自らの世代と同じ年のクラシックカーを所有し、さらにそれを手がけることで、人生に新たな刺激と感動をもたらそうという試みです。

レストモッドとは何か?



「レストモッド」とは、レストア(Restore)とモダナイズ(Modernize)を組み合わせた言葉で、ただ古い車を元の状態に戻すのではなく、現代の技術を使ってより快適で高性能な車へと改造することを意味します。このサービスでは、1960年代から70年代にかけて生産された高級クラシックカー、特に「ジャガーEタイプ」が中心となります。しかし、これまでのクラシックカーは、その独特な魅力にも関わらず、エンジンの始動が難しい、エアコンがない、故障が頻発するなど、多くのハードルがありました。そのため、所有を諦めてしまうシニア層も数多くいるのが現実でした。そこで、NEOTOKYOオートモーティブは彼らの希望に応えるためにこのサービスを開始しました。

具体的なサービス内容



NEOTOKYOオートモーティブの「レストモッド」サービスでは、以下のような内容が提供されます。
  • - エンジンの換装:レクサスLS460用V8エンジンを採用し、信頼性を重視。
  • - 快適装備の追加:エアコンやパワーステアリングなど、現代の車には当たり前の機能を追加。
  • - 最新のトランスミッション:踏み間違い防止のため、マニュアル式を標準採用し、希望によりAT式も選択可能。
  • - 内外装の色調整:ユーザーの好みに応じた塗装や内装の仕様変更が可能。
  • - 先進的なデジタル装備:CarPlayやAndroid Autoによるスマホナビの導入や、ワイヤレス充電ホルダーの設置も行います。

また、このプロジェクトの大きな特徴は、元のエンジンを自分で保管することで、将来的に元に戻すこともできるという柔軟さです。

サービスが目指すもの



NEOTOKYOオートモーティブの代表取締役、菅谷義博氏は、シニア層の間で『終のクルマ』という話題がよく上がることに注目しています。また、「ミニバンでなく、若い頃のような車に乗りたい」という夢を持つシニアも多いとのこと。しかし、実際にはクラシックカーの魅力を感じつつも、実用面での不安から所有を断念するケースが多いのです。
菅谷氏は、このレストモッドサービスを通じて、シニア層がより安心して乗れるクラシックカーを提供し、長年憧れていた車での運転を楽しんでほしいと考えています。

実際のレストモッドのプロセス



現在、72年式ジャガーEタイプのレストモッドが進行中で、製作の様子はSNSにて随時公開されています。これにより、クラシックカーのファンや興味を持つ人々に対して、その魅力を身近に感じてもらうことができます。InstagramやYouTubeなどでの情報発信は、まさに手応えのある活動と言えるでしょう。

まとめと今後の展望



「レストモッド」の登場によって、かつて憧れたクラシックカーが再びシニア層の手に届く日が訪れました。このサービスによって、愛車とともに過ごす時間がどれほど特別なものになるかを考えると、心が躍ります。NEOTOKYOオートモーティブ株式会社は、今後もシニア層が「終のクルマ」として、自分自身の歴史を刻むことができるようなサービスを展開していくでしょう。


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会社情報

会社名
NEOTOKYOオートモーティブ株式会社
住所
東京都目黒区
電話番号

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