BoConceptから提案！ミニマリストのための秋冬インテリアカラーパレット

BoConceptの新しい秋冬コレクション

デンマークのインテリアブランド、BoConcept（ボーコンセプト）が24年秋冬コレクションを発表しました。このコレクションでは、エレガントさを保ちながらも色彩を楽しむ方法が提案されています。ミニマリストのインテリアスタイルが重視される中で、どのように色を取り入れ、空間を演出できるのかが焦点となっています。

ミニマリズムと色彩の調和

一般的にミニマリズムは、シンプルなラインとモノトーンのカラーパレットを思い起こさせます。しかし、BoConceptのインテリアスタイリスト、コック・ニールセンは「ミニマリズムではモノトーンに限らず、色を選び、シンプルに楽しむことができる」と語ります。ミニマルなスタイルに色を加えることで、空間に動きや魅力が添えられます。コレクションを手掛けたスタイリストの言葉を借りれば、色は空間のエネルギーを変える力があるといえます。

新シーズンのカラートレンド

新コレクションでは、特に3つのカラートレンドが際立っています。

1. ブルー：リラックス感を演出

ブルーは、リラックスした空間作りに最適な色として注目されています。特に、滑らかな肌触りの素材であるCapri（カプリ）のブルーや、ブークレー効果のあるAvellinoダスティ・ブルーが加わりました。ニールセンは「ブルーは静けさを与え、ミニマルな空間にもぴったり」と説明し、落ち着きのある部屋を作る力を強調しています。

2. レッド：エネルギーの象徴

新コレクションには、ベルベット調のトスカーニー素材のバーガンディも登場。コレクションのビジュアル・ダイレクター、クラウス・ディトゥレヴ・ジェンセンは「赤はエネルギーの象徴であり、ニュートラルな色調と組み合わせることで調和が生まれる」とコメントしています。赤の色合いを取り入れることで、空間に大胆さを加えることができるのです。

3. 新色のニュートラルカラー：温かみを加える

今シーズンのニュートラルカラーとして、新たにゴールデン・ベージュが登場しました。このカラーはAvellinoファブリックの豊かな質感を引き立たせ、温かみのある空間を演出します。「ニュートラルながらも、暖かみづくりに寄与する」と、ニールセンはその魅力を語ります。

色の組み合わせのコツ

インテリアのカラーパレットをどう組み合わせるかは、空間の雰囲気を左右します。ボーコンセプト・モンテレイのインテリアスタイリスト、アナ・セシリア・ガルシアは「明るめのモノトーンにブルーやライトグリーンを合わせ、その上に黒のアクセントを加える」とおすすめします。色のトーンや質感を重ねることで、空間をダイナミックに生まれ変わらせることが可能です。

アクセサリーで色を取り入れる

ミニマリストスタイルにおいて、アクセサリーは特色を加える重要なアイテムです。「無地のソファに色付きのクッションを加えれば、簡単に色のアクセントを生むことができます」とガルシアは提案しています。また、ラグは空間を一瞬で変える力を持ち、配色を調和させるのにも最適です。

BoConceptとは？

1952年、デンマークで誕生したBoConceptは、現在世界67カ国に340以上の店舗を展開する名実ともに優れた家具ブランドです。「毎日が特別な日」という理念のもと、機能性と美しさを追求し続けています。個々のライフスタイルに応じたインテリアデザインサービスも提供しており、お客様にとっての理想的な空間作りをサポートします。色彩を使ったインテリアに挑戦し、ボーコンセプトのスタイリストによるアドバイスを参考にしながら、感性を生かした空間作りを楽しみましょう。