新ラジオ広告サービス
2025-06-11 10:28:48

エフエム東京、新たなラジオマーケティングサービスを発表

エフエム東京、ラジオDXアライアンス、NTTドコモ、インテージ、そしてドコモ・インサイトマーケティングの協力により、新たなラジオマーケティングサービスが発表されました。この新サービスは、スマートフォンやポッドキャストで利用可能な「radiko®」のデータを基に、リスナーの属性を可視化することに成功しました。 2025年6月11日から提供されるこのサービスは、聴取データと会員基盤データのリンクを通じて、国内初の試みとして、事前プランニングと事後の効果検証を一貫して行うことができるのが特徴です。 従来のラジオ広告は広範囲に情報を届けられる一方で、ターゲットの精度や効果測定が難しい点が課題とされてきました。エフエム東京とドコモが保有するデータを活用することで、この問題を克服するために開発されました。 「radiko」を利用する約900万人のユーザーと、ドコモの1億以上の会員データを組み合わせ、企業にとって効果的なターゲティングやブランド認知の向上に寄与します。 今回のサービスでは、ドコモとインテージが持つデータを活用して、ユーザーのプロファイルや消費動向を可視化し、属性に基づいた効果的なプランニングが可能となります。具体的には、性年代、趣味嗜好などの情報を基に聴取状況をヒートマップとして可視化し、ターゲットリーチを精緻化します。 さらに、KPIを定めた広告出稿後のブランドリフト調査も実施可能で、ラジオ広告の効果を数値化する手法を確立しました。例えば、実証実験を経てニュースになった日清オイリオグループは、この新サービスを活用し、聴取状況を可視化してコスト効率の良い広告出稿を行いました。その結果として、広告を見たユーザーがブランドの話題を広げたり、HPを検索する動きが1.5倍、1.3倍に増加するなどの成果を上げています。 今後、このサービスはラジオ広告にとどまらず、リターゲティング広告にも対応し、リスナーへの継続的アプローチが可能となることが期待されています。エフエム東京を含む関連企業は、データマーケティングのトレンドに沿って、この新しいサービスを積極的に進めていく方針です。また、全国展開も計画されており、エフエム北海道からスタートし、順次他の地域にも拡大して行く予定です。このように、エフエム東京とその連携企業が目指すのは、ラジオ業界のデジタル変革を一手に進めることです。複雑なデータを活用して広告効果を可視化し、新たなマーケティングの可能性を広げていくことで、広告業界全体が進化することが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社NTTドコモ
住所
東京都千代田区永田町2丁目11番1号山王パークタワー
電話番号

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