株式会社ビズリーチ、新サービス「HRMOS労務」を正式リリース
2023年、株式会社ビズリーチが運営する人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズに、新たに「HRMOS労務」が加わりました。このサービスは採用管理システム「HRMOS採用」との連携により、入社手続きを自動化し、労務業務の効率化を実現します。特に中小企業において、これまでうまく活用されていなかった採用選考時の情報(面接評価や保有スキル、志望動機など)を従業員の定着や活躍の支援に直接結びつけるという新しいアプローチ「ダイレクト採用労務」を推進します。
深刻化する人手不足と人的資本経営の必要性
最近の調査によると、中小企業の約7割が人事データを経営判断に活用できていないという実態があります。また、中小企業庁が行った2024年の調査では、100名を超える中小企業の約8割が「人材不足」と回答しており、慢性的な人手不足は事業成長の大きな障害となっています。このような中で、人的資本経営が注目されているのです。
経済的な観点からも、人手不足による倒産は2023年から3年連続で過去最多を更新しています。これにより多くの中小企業が人的資本経営を取り入れざるを得ない状況になっています。特に、定着率を向上させるためには、採用選考時の情報の活用が重要だとされています。
「データの断絶」と「兼任人事」への解決策
多くの企業では、採用業務と労務業務で異なるシステムを使用するため、データの断絶が発生します。このデータ断絶が、採用時の貴重な情報を入社後のフォローに活用できなくしてしまいます。さらに、中小企業では一人の人事担当者が複数業務を兼任しているため、戦略的な人事施策にリソースを割くことが難しいという課題も存在します。これを解決するためにHRMOS労務は「採用」と「労務」を連携させ、情報をシームレスに統合します。
HRMOS労務の特徴
1.
入社手続きの自動化
HRMOS労務では、内定者情報を採用管理システムからスムーズに連携することが可能です。これにより、雇用契約書や届け出の作成をペーパーレスで行うことができます。
2.
従業員データベースの構築
採用選考時の情報を生かし、入社後のフォローがリアルタイムで行えます。これにより、個別の支援が可能となり、早期離職を防ぐことができます。
3.
採用活動の改善
採用時から入社後のデータを管理し、分析することで、採用基準の見直しやミスマッチの防止が実現します。
提供価格
HRMOS労務の利用料は、月額48,000円(税抜)からとなります。これにより、コストを抑えつつも質の高い人事労務業務が実現可能です。
まとめ
今回リリースされた「HRMOS労務」は、中小企業の人的資本経営を支援する新たなツールとしての役割を果たします。株式会社ビズリーチは、今後も人的資本経営を推進し、中小企業が持続可能な成長を遂げるためのサポートを行っていくとしています。人事データを最大限活用することで、企業と従業員の双方向の期待に応えることができるHRMOS労務の実装が、企業の未来を大きく変えることになるでしょう。