由紀さおりが推薦する音読のススメ
音読とは、ただ声に出して読むだけではなく、心と体に多くの良い影響を与える活動です。最近、声に関する悩みを抱える方が増えている中、由紀さおりさんがおすすめする新刊『一日一曲声に出す脳トレ【なつかし童謡・唱歌】』が、12月22日に発売されます。この本は、音読を通じて脳を活性化させ、声を出す楽しさを再発見できる内容になっています。
音読の効果とは?
声がかすれてきた、声が弱くなっている、高音が出にくい、話していると疲れてくる、または若い頃より声が低くなった—これらは、高齢になった方々が直面する一般的な現象です。このような変化に心当たりがある人は、ぜひ音読を取り入れてみてください。音読を行うことで、声帯の活性化や脳のトレーニングが期待できます。
本書の4ステップ
『一日一曲声に出す脳トレ』の活用法は、以下の4つのステップに分かれています。
1.
黙読:まずは文章に目を通し、内容や言葉遣いを理解する準備をします。普段使わない言葉を楽しむ良い機会です。
2.
音読:次に、大きな声ではっきりと読んでみましょう。一つ一つの言葉が頭に入る感覚を味わえます。
3.
速読:音読に慣れたら、速読にチャレンジ。これは脳の働きをより活発にします。
4.
歌う:気持ちを込めて歌えば、さらに楽しみが広がります。情景を思い浮かべながら、自分の声を感じてみましょう。
一曲を終えた後は、すっきりとした気分になり、体もポカポカと温まります。見開き完結型なので、スキマ時間にサクッと一日一曲から始められます。
懐かしい名曲を楽しむ
本書には102曲の懐かしの名曲が収められており、知られていなかった2番や3番の歌詞を知ることもできます。作詞作曲にまつわるエピソードや名曲の歴史も紹介されており、誰かに話したくなるプチ解説が魅力です。
おひとりでのリラックスタイムや、家族、友人との楽しい時間にもピッタリ。音読を通じて、より豊かなコミュニケーションが生まれることでしょう。
まとめ
『一日一曲声に出す脳トレ【なつかし童謡・唱歌】』は、脳トレとしても声を出す楽しさを再発見するツールとして最適です。音読がもたらす健康効果を体験しながら、一日一曲の新しい習慣を始めてみてはいかがでしょうか。
書籍情報
- - 著者: 大原英樹
- - 定価: 1,320円(本体1,200円+税)
- - 体裁: B5判 144ページ
- - ISBN: 978-4528025134
- - 発売日: 2025年12月22日
- - 発行: 株式会社 日東書院本社
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