中小企業の未来を支える「マラトンキャピタル」
マラトンキャピタルパートナーズ株式会社は、中小企業の事業承継や経営課題の解決を目指し、新たに1号ファンドの設立を発表しました。設立からわずか3か月という短期間で、投資依頼が多数寄せられたことを受け、個人投資家や金融機関から26億円の出資を受けての1stクローズとなりました。最終的には2022年6月末までに60億円から100億円の最終クロージングを予定しています。
1号ファンドの特徴と投資対象
マラトン1号ファンドは、特にスモールキャップおよびマイクロキャップの企業に焦点を当てています。具体的には、営業利益が4億円以下または売上高が50億円以下のスモールキャップ、さらに営業利益が1億円以下のマイクロキャップに投資を行います。日本国内では2025年問題や人手不足、コロナ禍の影響など、様々な課題を抱える中小企業が多く存在しています。それらの企業の経営基盤を支え、価値向上を図る取り組みを進めています。印象的なのは、ファンドの運営チームには60件以上の投資実績をもつ経験豊富なメンバーが揃っていることです。
一歩先を行く支援方針
マラトン1号ファンドは単なる資金提供に留まらず、投資先企業の成長を支援する独自のプラットフォームを構築しています。以下の四つの支援方針を打ち出しています。
1.
プロフェッショナル経営者ネットワーク
マラトンキャピタルは、日本プロ経営者協会を運営し、数多くの経営者と連携。後継者発掘支援や経営サポートを通じて、企業の価値向上を図ります。
2.
中小企業のBPO/DX推進
多くの中小企業にとって実現が難しいBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)やデジタルトランスフォーメーションを簡単に導入できる形で提供し、中小企業の経営を現代化します。
3.
アジア市場への進出支援
代表者のアジア市場での経験を活かし、中小企業の海外展開を支援。アジア地域での資本パートナーシップを通じて、成長市場への進出を応援します。
4.
PR戦略の立案と実行支援
成長を促進するために、トップクラスの広告代理店と連携し、中小企業にも効果的なプロモーション戦略を展開します。
「マラトン」の名の由来
「マラトン」という社名は、古代ギリシャのマラソンの戦いから由来しています。わずか数名の軍隊が戦略を駆使して数万の敵軍を撃退したこの歴史から、中小企業も適切な分析と戦略を実行することで、驚くべき成果を上げることが可能であるという信念が込められています。時に根性や努力に見える企業経営も、実際には詳細な戦略と周到な計画が大きな成果をもたらします。これが、マラトンキャピタルが目指す企業経営のスタイルです。
会社概要
- - 会社名: マラトンキャピタルパートナーズ株式会社
- - 代表取締役: 小野俊法
- - 所在地: 東京都千代田区丸の内1-6-2新丸の内センタービルディング21階
- - 主な業務内容: プライベートエクイティファンドの組成、運営、管理に付随する全ての業務
- - 設立日: 2021年4月1日
- - 資本金: 60百万円
- - URL: マラトンキャピタル公式サイト
マラトンキャピタルの取り組みは、多くの中小企業に革新をもたらし、未来を切り拓く力となるでしょう。今後の動向に注目が集まります。