SGホールディングス、DX人材育成に向けて実践的な研修を実施

SGホールディングスの新たな挑戦

近年、総合物流企業グループのSGホールディングスが、デジタルトランスフォーメーション（DX）を推進するために、実践型の研修を導入しました。これは、TECH PLAY Companyが運営する『TECH PLAY Academy』との連携によるもので、同社のビジョン「はたらいて、笑おう。」に基づいています。研修には、SGホールディングスグループの若手・中堅社員25名が参加し、DXの企画力を高める実践的なプログラムが提供されました。

研修の背景と目的

SGホールディングスグループは、陸運業界のDX銘柄2025でグランプリを受賞するなど、業界の先駆者としてDXを推進しています。現在、物流業界が直面する「2024年問題」と人材不足といった課題に取り組むため、業務改革と既存社員の再教育に注力しています。新たにスタートする中期経営計画では、「ソリューション人材」の育成が人事戦略の要となり、特に物流の自動化・省人化を支える「DX人材」の強化を図っています。

実施された研修内容

プログラムは全6回にわたり、受講した25名はチームを組んで新規事業を企画し、提案まで行うという内容です。参加者からのアンケートでは、なんと満足度が100％を記録しました。受講者は、「実践的で非常にためになった」「顧客視点の考え方が印象的だった」といった前向きな感想を寄せており、研修が営業や事業開発など多様な部門にとって価値ある学びを提供したことが伺えます。

研修の成果と今後の展望

SGホールディングスの経営企画部担当部長、中川淳氏と主任、中村哲人氏は、研修の振り返りとして「これはあくまでスタート地点であり、今後は企画の実現に向けての連携が重要だ」と述べています。彼らは、受講者が学んだ内容を日々の業務に活かすことでより良い企画を生むための基盤を整える意義を強調し、継続的なサポートも行うつもりです。

TECH PLAYは今後も、テクノロジー人材の育成やつながりを生む機会を提供し、企業のDX実現を支援し続けます。日本のデジタル化を進めるための挑戦者、すなわちTEC PLAYERを応援しながら、さらなる価値創出に取り組んでいく所存です。