持続可能な農業の未来に貢献するダイヤ工業のアシストスーツ
2024年7月26日、埼玉県の新都心ビジネス交流プラザで開催される「令和6年度埼玉県スマート農業×ロボティクスセミナー・展示会」に、医療用品メーカー・ダイヤ工業株式会社が参加します。今回の展示会では、アシストスーツを出展し、農業従事者を支援する取り組みを披露します。
スマート農業セミナーの目的
埼玉県は農業に関わる様々な課題、特に高齢化や従事者減少に取り組んでいます。先端技術を活用したスマート農業技術を導入することで、省力化や効率化を促進し、さらには生産現場での「見える化」を実現するための支援を行っています。このセミナーでは、農業技術の適用による費用対効果や実績の報告が行われ、現場で役立つ情報が共有されます。
加えて、20社以上がブースを出展し、最新の農業技術やアシストスーツの体験ができる場となっています。農業者や関連企業の参加が期待されており、ダイヤ工業もその一員として、アシストスーツの使用法や特機能について説明します。
農業従事者を支えるためのアシストスーツ
日本の農業は、人口減少や高齢化による労働力不足という厳しい状況に直面しています。1999年から2021年までの間に、農業従事者数は約111万人減少し、2021年にはわずか189万人にまで落ち込んでいます。さらに、農業に従事する人々の平均年齢は67.9歳に達し、70歳以上の層が特に増加しています。このような現実を受け、ダイヤ工業はアシストスーツを通じて、より健康的に働ける環境を提供し、農業の発展を目指しています。
出展するアシストスーツの紹介
ダイヤ工業が出展するアシストスーツは、さまざまなニーズに応じた製品を用意しています。特に、農業に特化した製品が揃い、作業中の身体的負担を軽減する設計となっています。例えば、果樹農家向けの「DARWING Agerelude」は、長時間腕をあげる作業に特化しており、動きやすさを確保しつつ負担を軽減します。
また、軽量で薄型の「DARWING UT-Rise」は、約560gの軽さでありながら強力なアシストを提供。装着したままで様々な動作が行え、農作業に最適化されています。
「メッシュアクションギア クラシック」や「DARWING ABC Lift」も、求められる性能を備え、農業者をサポートします。これらの製品は、農業現場で新たな可能性を拓くことを目指しています。
開催概要
- - 日時: 2024年7月26日(金)12:00~16:00
- - 場所: 埼玉県さいたま市中央区上落合2丁目3-2、新都心ビジネス交流プラザ4階
- - 参加費: 無料、事前申し込みが必要(申し込み期限: 2024年7月25日12:00まで)
- - 主催: 埼玉県、公益財団法人埼玉県産業振興公社
アシストスーツを通じて、未来の農業を支える新たな試みです。ぜひこの機会に、最先端の技術を体験しに来てください。