医療現場改革に向けたコーチング活用の新たな道筋
2025年1月に開催される「医療現場にコーチングを導入した医師が語る、病院の人的基盤づくりへの道のり」シンポジウムが、オンライン形式で行われることが決定しました。このシンポジウムでは、医療現場での組織変革に向けた取り組みとして、コーチングの重要な役割が取り挙げられます。
シンポジウム概要
このシンポジウムは3回にわたって行われ、毎回同じ内容で実施されます。日程は以下の通りです:
- - 1月18日(土)9:00-10:15
- - 1月21日(火)18:00-19:15
- - 1月23日(木)16:00-17:15
各セッションでは、医療業界でのコーチングがどのように人材育成や組織変革に寄与しているのかが議論されます。
登壇者の紹介
シンポジウムには、マサチューセッツ総合病院からのKerri Palamara博士と、松山赤十字病院の副院長である竹之山光広氏が参加。両者はそれぞれの病院で実践しているコーチングプログラムについて語ります。
Kerri Palamara博士の取り組み
Kerri Palamara博士は、ハーバード大学医学部の准教授であり、マサチューセッツ総合病院において、医師や研修医向けのコーチングプログラムを指導しています。彼女が導入したプログラムは、全国の研修医を対象に拡大しており、医師のウェルビーイング促進に寄与しています。当シンポジウムでは、特に燃え尽き症候群へのアプローチについての考察が発表されます。
竹之山光広氏のビジョン
一方、松山赤十字病院の竹之山氏は、副院長として病院のコーチングプロジェクトを推進しています。院内文化として、コミュニケーションの重要性を強調しながら、医師の成長を促す環境づくりに力を入れています。竹之山氏は、「医療現場にやりがいと誇りを持たせるための文化の醸成」を目指しており、その成果について発表します。
座談会でのディスカッション
シンポジウムの最後には、モデレーターである株式会社コーチ・エィの執行役員、大塚志保氏を交えた座談会が行われます。参加者は、コーチングがもたらす影響や、異職種間での連携の在り方について意見を交わし、具体的な解決策を模索します。
コーチ・エィの概要
株式会社コーチ・エィは、日本国内でのエグゼクティブ・コーチングを手がけ、約8割が上場企業という信頼を築いてきました。組織の変革だけでなく、コーチングスキルを持った人材の育成にも注力しています。こうした経験やデータをもとに、医療現場の課題を dissect し、効果的なコーチング手法を模索していきます。
このシンポジウムは、医療業界での組織改革や人材育成に興味がある方にとって、非常に有意義な機会となることでしょう。興味のある方は、ぜひ参加を検討してください。お申込みは公式サイトから行えます。