居場所の価値とは
2026-05-07 13:30:07

地域の居場所の実態を探る「ごきげん事業」成果報告会を開催

地域の居場所の価値を探る「ごきげん事業」成果報告会



6月4日に開催される「ごきげん事業」の成果報告会が注目を集めています。このイベントは、こども食堂など、地域の「居場所」が人々のウェルビーイング(ごきげん)にどのように寄与するかを解明することを目的とした調査研究に基づいています。主催は認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえで、協力には株式会社ブルー・マーブル・ジャパンが名を連ねています。

ごきげん事業の背景



このプロジェクトは、三菱商事株式会社の支援を受け、2023年度から2025年度の3年計画で実施されます。調査は名古屋市、富山県黒部市、秋田県五城目町、岡山県西粟倉村の4つの地域で行われ、様々な方法が用いられました。アンケートやインタビュー、ワークショップ、参与観察を通じて、地域の特性を活かした実践的な研究が進められました。

調査結果の概要



調査では「なぜ居場所に人が集まるのか」「居場所で何が生まれているのか」「居場所は地域にどのような影響を与えるのか」という三つの問いが設定されました。その結果、居場所は「贈与」の循環によって成り立つ心理的に安全な場所であり、役割を越えた交流が育まれるスペースであることが分かりました。

このような人間関係は、地域全体の相互扶助へと拡がり、社会関係資本の再生をもたらします。さらに、居場所は人口減少社会において地域社会の持続可能性を支える重要な「社会的インフラ」としての役割を果たすことが確認されました。

成果報告会の内容



6月4日の成果報告会では、これらの重要な知見を広く社会に発信し、居場所に関わる様々なステークホルダーがその機能と役割を再認識することを目指しています。また、地域づくりの重要性を再確認し、実践の機運を高める取り組みが期待されています。

プログラムには、各地域での取り組み紹介や、調査に参加した協力者によるパネルディスカッションが含まれています。ここでは「個人にとっての居場所」と「地域にとっての居場所」というテーマで意見交換が行われる予定です。

参加を呼びかける



地域で居場所づくりに参加している団体や事業者、または関連する政策に従事している行政の方々、そして居場所作りに関心を持つ方々の多くの参加をお待ちしています。参加費は無料で、事前に申し込みが必要です。興味のある方はぜひ、以下のURLからお申込みください。
申込リンク

こども食堂とは



地域食堂やみんなの家といった名称で親しまれるこども食堂は、子どもたちが一人でも安心して訪れることができる無料または低額で運営される食堂です。多くはボランティアによって支えられ、世代を超えた交流の場として地域に貢献しています。

2025年の調査では、このような食堂は12,602か所にも及び、地域のにぎわいや高齢者の生きがいづくりに寄与するなど、その重要性が証明されています。

まとめ



「ごきげん事業」は、地域の居場所が果たす役割を再定義し、地域社会の持続性向上に寄与する活動です。成果報告会を通じて、多くの人がこの取り組みに参加し、居場所作りの重要性を再認識する場となることを期待しています。


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会社情報

会社名
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5リンクスクエア新宿16F
電話番号
03-6778-8230

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