三信電気とBraveridge、ボタン操作型ビーコン端末『押したときだけBeacon!』を販売開始

ボタンを押すだけで発動！省電力ビーコン『押したときだけBeacon！』新登場

三信電気株式会社と株式会社Braveridgeは共同で、画期的なビーコン端末『押したときだけBeacon！』を開発し、販売を開始しました。この製品は、ボタンを押した時のみBluetooth Low Energy（BLE）電波を発信する点が最大の特徴です。従来のビーコンが常に電波を発信し続けるのに対し、『押したときだけBeacon！』は、必要な時にのみ電波を発信するため、大幅な省電力化を実現しています。

『押したときだけBeacon！』の3つの魅力

この製品は、以下の3つの大きな魅力を持っています。

1. ボタン操作によるスマートなBLE発信: シングルクリック、ダブルクリック、長押しの3種類のボタン操作で、それぞれ異なるBLE電波を発信できます。これにより、アプリの起動、ウェブサイトへのアクセス、電話の発信など、多様なサービスをボタン一つで実行することが可能です。特許出願中の技術で、サービスの幅を大きく広げます。発信パターンはカスタマイズも可能です。

2. 驚きの省電力性: ボタンを押した時のみ電波を発信するため、電池寿命が大幅に延長されています。CR2032電池使用で、1日156回（1回5秒間）の発信でも3年以上の使用が可能です。電池交換の手間を削減し、メンテナンスコストの低減にも貢献します。

3. 多様な活用シーン: 展示会での案内、ECサイトでの注文アプリ起動、緊急時の通知、観光地の案内など、様々なシーンで活用できます。ユーザーが必要な時にのみ情報を発信するため、より効果的な情報配信を実現し、ユーザー体験の向上に繋がります。

従来のビーコンとの違い

従来のビーコンは、常に電波を発信し続けるため、電池消費が激しく、設置場所や使用用途が限定されていました。しかし、『押したときだけBeacon！』は、ボタン操作によってユーザーが能動的に情報を取得できるため、より柔軟な活用が可能です。ユーザーの嗜好を把握し、新たなサービスの提供にも繋がります。

Braveridge社の技術力と三信電気の販売網

『押しただけBeacon！』は、小型Beacon端末「ドリッピー君」「スライミー君」などを開発してきたBraveridge社の技術力と、三信電気の販売網、開発サポートを組み合わせた製品です。Braveridge社の臨機応変な設計・量産対応力と、三信電気の充実した開発支援体制が、市場のニーズに迅速に対応することを可能にしています。

急成長するビーコン市場

Apple社のiBeaconやGoogle社のEddystoneなど、Beaconシステムの普及はますます加速しています。特に、東京オリンピック開催を控え、省電力で多機能なビーコン端末への需要は高まると予想されています。三信電気は、『押したときだけBeacon！』を含め、様々なBeacon端末を提供することで、市場の成長に貢献していきます。

製品仕様（ボタン型Beacon(BTN01)）

Beacon電波：Bluetooth Low Energy
使用電池：CR2032
本体サイズ：Φ46.3mm x H: 11.5mm（公差±0.5mm）
本体重量：8.2g ±10%（電池含む）
規格認証：Bluetooth LE認証、国内電波法
本体カラー：ブラック、ホワイト
防水タイプ

会社概要

三信電気株式会社
代表取締役社長：鈴木俊郎
本社所在地：東京都港区芝4-4-12
資本金：148億1139万696円
売上高：219,091百万円（平成27年3月期）
従業員：連結690名単体506名（平成27年3月31日現在）
電話番号：03-3453-5111
URL: http://www.sanshin.co.jp/

株式会社Braveridge
代表取締役社長：吉田剛
本社所在地：福岡県福岡市西区周船寺3-27-2
電話番号：092-834-5789
URL: http://www.braveridge.com/