マスクの選び方変化
2020-05-29 13:30:06
マスクの新たな選び方、機能性よりもデザイン重視が主流に
新型コロナウイルスの影響で、マスクが生活の一部になってから、私たちのマスク選びの基準にも変化が見られています。最近実施された調査では、布マスクを選ぶ際の基準として、デザインや付け心地が重視されていることが明らかになりました。特に、子どもたちが楽しめるアニメやキャラクター柄のマスクが人気を集めているようです。調査によると、全体の約44%がデザインを第一に考えているという結果に。これは、もともと機能性や価格を選ぶことが多かったマスク選びの傾向が大きく変化したことを示しています。
日本小児科医会が発表したように、2歳未満の子どもにはマスクは不要とされ、大人に比べると子どもの着用率は66%と低い数字となっています。しかし、子どもが「つけたくなる」ような可愛いデザインが求められ、親たちもその意向を反映させたマスクを選ぶようになっています。
大人においても、シンプルで洋服とのコーディネートを意識したものが選ばれる傾向があり、日常的に着用するアイテムとしての重要性が高まっています。約4割の人が、マスクと服を組み合わせてコーディネートを楽しんでいるとのデータもあり、この現象はファッションの一部としてのマスクの位置づけを強めています。
また、マスクをプレゼントとして贈る文化も根付きつつあります。調査により、約7割の人が何らかの形でマスクを贈ったり贈られた経験があると回答しており、マスクが日常用品としての新たな役割を担うことを示しています。
一方、政府が支給したアベノマスクの使用率はわずか4%と低く、ほとんどの人が使用していないまたは寄付する選択をしているようです。このように、リメイクやアレンジを楽しむスタイルが支持されていることも新しいマスクの楽しみ方といえます。
今後もハローマスクプロジェクトのように、子どもが楽しめるマスクの開発が進められることが期待されます。子ども用マスクは、可愛らしいデザインやキャラクター柄など、個性派アイテムとしての需要が高まっています。親子でのマスク着用を促進する「#こどもマスクファッションショー」のようなイベントによって、さらに楽しいマスク文化が広がることが期待されます。
このように、マスクはただの防御手段ではなく、毎日のファッションや自己表現の一部となりつつあります。これからも、マスクの選び方や使い方の進化に注目していきたいものです。
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