株式会社マックハウス、ジンジャー導入で業務効率化とペーパーレス化を実現
2023年の初め、株式会社マックハウスは、クラウド型人事労務システム「ジンジャー」を導入しました。この取り組みにより、2,000名以上の入退社手続きのペーパーレス化を実現し、業務の効率化を図っています。さらに、これによりコストの大幅な削減も期待されています。
導入の背景と課題
マックハウスは、10年以上前から使用していたオンプレミス型の勤怠管理システムが老朽化していました。このシステムは、特に法改正に伴う数百万円のアップデート費用が発生しており、コスト面で大きな負担となっていたのです。特に、有給休暇取得が義務化された際には、その影響が顕著でした。
そうした状況から、マックハウスでは、法改正に自動で対応できるクラウド型システムへの移行を決断しました。この新しいシステムにより、労力やコストを削減しつつ、業務の効率化が可能になると期待されています。
ジンジャー導入の決め手
ジンジャーを選んだ理由は明確でした。それは、勤怠管理や給与計算を含む人事データを一元的に管理できるという点です。複数のシステムを解約し、一つに集約することで、業務の効率化とコスト削減を同時に実現できると評価されました。特に、法改正への対応が自動で行えることが、今後の業務運営において重要な要素とされました。
導入後の成果
ジンジャーの導入により、すでに2,000名以上の入退社手続きがペーパーレスとなり、スムーズな法改正への対応が可能となりました。これにより、マックハウスでは業務効率化が進行し、社員がパソコン作業に追われることなく、より人と向き合う時間を増やすことできるようになりました。
人事総務部では、新人のフォローや中堅社員の教育に積極的に取り組むことで、企業全体の成長を支援する意向を示しています。また、将来的には人事業務を外部に委託する負担を軽減し、管理コストや採用コストを抑える必要があることも視野に入れています。
今後の展望
マックハウスでは、引き続きジンジャーを利用して人事総務部の業務効率化やデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めていく方針です。業務の増加に対処しつつも、簡素化やペーパーレス化の重要性を再認識し、今後も新たな取り組みを推進していくことが期待されています。これにより、企業の成長を後押しするための基盤を築くことになるでしょう。
株式会社マックハウスについて
1990年に創業したマックハウスは、新宿区に本社を置き、全国約270店舗でメンズ、レディース、キッズ向けの衣料品を提供しています。「誰もが人生の主役になれる服を」をテーマに、多様な年齢やライフスタイルに対応した商品を展開しており、顧客一人ひとりが人生を楽しむための衣料の選択肢を広げています。
クラウド型人事労務システム「ジンジャー」とは
「ジンジャー」は、勤怠管理や給与計算、さらには人事評価やタレントマネジメントまでを一つにまとめて管理できるクラウド型の仕組みで、重要な人事業務を支援します。これにより、従業員のデータを集約し、業務の効率化を進めるとともに、今後の法改正にも迅速に対応することが可能となります。