障がい者福祉事業所とラビット・ユキネの新たな取り組み
2025年2月7日、北海道を代表するキャラクター『ラビット・ユキネ』と障がい者福祉事業所のコラボレーションによる新商品が登場します。この商品は、全国から募集されたデザイン案や商品企画をもとに制作されたもので、札幌市のアンテナショップ「元気ショップいこ~る」で展示・販売されます。
『いこ~る』とは?
「いこ~る」はJR札幌駅西コンコース内に位置し、障がい者事業所の製品を展示・販売する特別なショップです。ここでは、手作りのジャムやクッキー、肌に優しい石鹸、入浴剤といった日用品から、陶器やガラス製品、革、木材を使ったアイテムまで、幅広い商品が揃っています。これらの商品は、札幌市内の170以上の障がい者施設で生み出されたもので、ぬくもりのある作品ばかりです。
新商品の魅力
今回のコラボレーションは、2022年にも行われたプロジェクトの第2弾です。全国24の事業所がデザイン案を募り、ユキネとの連携商品を開発しました。興味深いことに、製品は各事業所がそれぞれの視点から企画し、多様なデザインが特徴となっています。ユキネの公式YouTubeチャンネルからもその様子を見ることができ、コラボ商品にどれほどの思いが込められているかが伝わります。
ユキネの人気アイテム
コラボ商品には、新たに『ユキネガチャ』の復活も決定しました。こちらはフィギュアが500円で手に入るカプセルトイで、3Dプリンターチーム「JISTO」のメンバーや、発達支援事業所「きっずてらす」の子どもたちが制作した作品です。これらのフィギュアは、ユキネの魅力を最大限に引き出したものばかりです。
開催イベント『SNOW MIKU 2025』
施設で販売される商品は、2025年2月8日と9日に行われる『雪ミク』が開催するフェスティバル「SNOW MIKU 2025」のタイミングで登場します。このイベントは毎年多くの人々を魅了しており、札幌市内に住む方々はもちろん、遠方からの観光客にもぜひ訪れてもらいたい場所です。「いこ~る」では、ユキネの新しいデザイン商品を通じて、障がい者福祉の活動に触れる良い機会になるでしょう。
期待される効果
本プロジェクトを通じて、障がい者事業所が生み出す製品の素晴らしさを広めたいと考えています。ユキネを介して新たなデザインが生まれ、訪れる方々に温かい想いが伝わることを期待しています。
「ラビット・ユキネ」の公式Xアカウントや「いこ~る」の公式サイトで最新情報をチェックして、ぜひ足を運んでみてください。
新商品に込められた想いや、障がい者福祉の活動を応援する意味を知り、自分自身もその一環に参加することを考えてみてはいかがでしょうか。
会社紹介
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社は、サウンド素材の輸入販売から始まり、2007年には歌声合成ソフトウェア『初音ミク』を開発しました。目指すのは、クリエイターが自由に創造できる環境を整えることです。これからも、地域福祉事業との協力を通じて、さまざまなプロジェクトを展開していくことでしょう。