2024年の結婚式トレンド発表 - 新たなノーマルを超えて
2024年の結婚式トレンドについて、株式会社リクルートが運営する『ゼクシィ』及び『リクルートブライダル総研』が記者発表会を開催し、最新の調査結果を公表しました。近年の結婚式は、コロナ禍によって様々な変化を遂げ、2024年にはさらに進化したスタイルが期待されています。以下、その概要をご紹介します。
結婚式実施と満足度の現状
調査によると、2023年度のウエディングイベントの実施率は77.8%となり、昨年とほぼ同じ水準を維持しています。また、招待客の平均人数は52人(前年比105.9%)で、コロナ禍で減少していた80人以上の割合も緩やかに回復中です。結婚式の平均費用は343.9万円で、前年と比べて16.8万円の増加が見られました。特筆すべきは、結婚式を挙げた人の97.4%が満足しているという結果です。
進化する2024年の結婚式トレンド
2024年は、結婚式のスタイルがさらに多様化し、周囲の既成概念を超えた“NOノーマル婚”が特徴となります。これまでの常識に縛られず、カップルや家族、友人らとともに、柔軟に楽しむ結婚式が求められる時代へと突入しています。
特に、ゲストが結婚式の一部を共に作り上げることが重視され、一対一のコミュニケーションが進むことで、式の意味が更に深まることでしょう。新郎新婦の個性を存分に発揮し、自分たちらしい内容を反映させる結婚式が期待されています。
多様化する結婚式の形式
最近では、親や子供を含むゲストを巻き込む演出が普及し、特に子どもと一緒に行う結婚式や、二部制にするケースが増えています。ゲストとのコミュニケーションを大切にし、来賓それぞれがリラックスできる場を提供するための工夫も観られます。例えば、参加者同士の関係性を深めるための演出や、素顔でいられるようなアットホームな空間の演出が好まれる傾向にあります。
満足度の向上に繋がるオリジナリティ
ゲストが「ふたりらしさやオリジナリティーを感じる」結婚式は、参加者の思い出となり、満足度にも大きく影響します。そのため、多様な表現を通じて、カップル自身がどのように思い描く結婚式を実現していくのかが、重要な要素となるでしょう。どんな形式でも、カップルとゲストがともに楽しむ愛に満ちた空間が創り出されることが、未来の結婚式のカタチとも言えます。
結びに
リクルートが提供するデータに基づく2024年の結婚式トレンドは、結婚式は今後も進化し続け、参加者全員が楽しめる新たな形を示唆しています。これから結婚を考えているカップルにとって、個性を活かした多様なスタイルの結婚式を楽しむチャンスが待っています。これらのトレンド情報を参考に、心に残る特別な瞬間を築いていってほしいと思います。
出典:
ゼクシィ結婚トレンド調査2024
リクルートについての詳細:
リクルート公式サイト