法政大学教授陣によるキャリア形成の新たな視点を探求するオンラインイベント

法政大学キャリアデザイン学部が読み解くキャリアの未来

2024年10月2日、法政大学キャリアデザイン学部の教授陣が参加するオンラインイベント「キャリア・スタディーズ出版記念キャリア形成の勘所」が開催され、240名以上の応募者を集めました。このイベントは、日本と海外のキャリア観の違いや現代社会におけるキャリアの価値について深堀りする貴重な機会となりました。

イベントには、法政大学の廣川進教授がゲストとして参加し、一般社団法人プロティアン・キャリア協会の田中研之輔代表理事と対話が行われました。特に注目されたのは、AI時代におけるキャリアの見え方や、個々がより豊かな未来を築くために何が必要かを議論する点。

イベントの概要

このイベントは、視聴者が自分のキャリア形成に役立つ情報を得るための場として設けられ、幅広いテーマが取り上げられました。参加者は、キャリア形成に伴う負担感や、非効率とされる活動の重要性についても議論を交わし、共創型のキャリア教育を強調しました。特に、「キャリア」とは個人の成長を促すために、他者との協力を通じて形成されるものと再認識されました。

さらに、イベントのモデレーションを務めた今井美穂氏は、参加者が自分のキャリアを主体的に形成するために必要な視点が示されたと語っています。多様な意見が交わされる中で、参加者に新たな気づきを与えたこのイベントは、今後のキャリア教育において一層重要な役割を果たすことが期待されます。

書籍「キャリア・スタディーズ」活用法

このイベントに関連して出版された新著「キャリア・スタディーズ」には、VUCA時代におけるキャリアの実践的な解説が盛り込まれています。著者の田中研之輔氏や他の教授たちが、様々な視点からキャリア形成について論じており、大学生にも社会人にも価値のある内容となっています。この書籍は、読者が将来のキャリアを考える際の指針となる一助となることでしょう。

本書では、ビジネスキャリアやライフキャリアといった異なる側面から「キャリア」という概念を分析しており、個人が自己を発展させるための具体的なアプローチを学ぶことができます。そのため、これから社会に出る大学生にとっては大変参考になる一冊です。

プロティアン・キャリア協会の使命

一般社団法人プロティアン・キャリア協会は、組織と個人の関係をより良くし、個人のキャリア開発を支援することを使命としています。現在の社会では、キャリアの選択肢が拡大している中で、個人が自らのキャリアをデザインする重要性が増してきています。協会は、専門家によるキャリア支援を通じて、すべての人々が自分のキャリア形成に積極的に取り組むことを歓迎しています。

公式ウェブサイトでは、イベントの視聴申し込みやキャリアに関する情報が提供されており、今後も様々なイベントやプログラムが予定されています。興味がある方は訪れてみてはいかがでしょうか。

イベントのアーカイブ配信は、【こちらのURL】(https://protean-career.or.jp/archives/seminor-information/20241002)から視聴可能です。人生の次のステップに向けて、自分のキャリアについて考える良い機会です。