リージョナルフィッシュ受賞
2025-08-27 12:53:44

リージョナルフィッシュが日本スタートアップ大賞2025で農林水産大臣賞を受賞

リージョナルフィッシュが農林水産大臣賞を受賞



京都市に本社を構えるリージョナルフィッシュ株式会社は、「日本スタートアップ大賞2025」において農林水産大臣賞を受賞しました。この受賞は、京都府の企業として初めての快挙です。

日本スタートアップ大賞は、次世代のロールモデルとなる企業を表彰する制度であり、経済産業省をはじめとした各省庁が主催しています。この賞は、新しい価値を創出するスタートアップ企業や起業家の功績を称えることで、起業への意識を高め、挑戦することの重要性を広めることを目的としています。

農林水産大臣賞の受賞理由


リージョナルフィッシュは、ゲノム編集技術などを駆使し、短期間で高成長かつ高温耐性のある新魚種の開発に成功しました。さらに、生産性の向上と持続可能性の確保という観点からも、高く評価されています。これにより、将来的な食料問題の解決に寄与する可能性も秘めています。

また、総理大臣官邸での表彰式において、小泉進次郎農林水産大臣から「全国各地で魚の捕獲が困難になる中、さらなる研究と事業発展を応援する」とのエールをいただきました。

代表の梅川忠典のコメント


梅川忠典社長は、「リージョナルフィッシュ」という社名は『地魚』を意味し、最先端技術で新たな品種を開発し、地域の名産品を作ることを目指しています。創業以来6年間、多くの企業やアカデミアと連携し、スピード感を持って事業開発を進めてきた結果として、この受賞を得たことを嬉しく思います。これに慢心せず、新しい『地魚』を創り出すため、一層努力していきます」と語りました。

日本の水産業再興への貢献


リージョナルフィッシュは「いま地球に、いま人類に、必要な魚を」を掲げ、ゲノム編集を用いた品種改良によって新たな地魚の創出を目指しています。水産業は、他の農産物や畜産物に比べて品種改良が遅れているため、競争力を高めることが必要です。リージョナルフィッシュは、京都大学発の技術を活用し、急速な品種改良に取り組んでいます。

彼らの技術により、食用部分が大きく、成長が早い魚や、高温環境でも養殖可能な魚の品種改良に成功しています。また、創業5年で企業、大学、自治体など約90団体との協業を進め、オールジャパン体制で事業を展開しています。

さらに、大阪・関西万博でも技術協力を行い、品種改良された魚が展示される予定です。日本の水産業の未来を見据えたリージョナルフィッシュの取り組みから目が離せません。

コーポレートサイト: リージョナルフィッシュ公式サイト


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会社情報

会社名
リージョナルフィッシュ株式会社
住所
京都府京都市左京区吉田本町36番地1京都大学国際科学イノベーション棟
電話番号
075-600-2963

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