スカイウォッチャーの新製品「HAC125DX」について
2025年6月20日、株式会社サイトロンジャパンから新たに登場する天体望遠鏡「HAC125DX」が発表されました。スカイウォッチャー温床として、多くの天体愛好家の期待を集めています。この製品は、特に天体撮影専用に設計され、圧倒的な高性能を誇ります。
主な特長
HAC125DXは、口径125mm、焦点距離250mm、口径比f/2という、明るさとコンパクトさを兼ね備えたプライムフォーカスタイプのハイスピードアストログラフです。この設計は、天体観測や撮影における利便性を大いに向上させています。
特に魅力的なのは、主鏡を前後に動かすリアフォーカス式の採用です。これにより、ユーザーはピント合わせを従来のモデルよりも格段に楽に行うことができ、ストレスフリーで撮影を楽しむことができます。
また、付属するCMOSカメラ用アダプターは、31.7mmスリーブ、M42オスねじ、M42メスねじの3種類があり、様々なカメラとの互換性を実現しています。このアダプターデザインは、天体撮影の可能性を広げ、ユーザーの創造性を引き出します。
操作性と携帯性
HAC125DXは、その小型設計により、持ち運びが容易で、さまざまな架台に対応できる点が大きな特長です。特に4.3kgという軽量さは、屋外観測やイベントへの持ち出しに最適です。
また、イメージサークルは約16mmと広く、1型センサーを搭載するCMOSカメラに理想的な設計となっています。これにより、星雲など明るい天体を、オートガイドなしで短時間で撮影することが可能となり、電視観望への応用も容易に行えます。
快適な撮影環境
鏡筒には大型のフォーカスリングが装備され、ピント調整も容易です。筒内にはベンチレーターが設けられており、温度調整をスムーズに行えます。また、主鏡側には光軸調整機構も搭載されており、利用者にとって使いやすく設計されている点がポイントです。
見た目と付属品
HAC125DXの鏡筒は、圧倒的な性能だけでなく、そのデザイン性にも注目が集まります。レンズフードは取り外し可能で、カメラの着脱が簡単に行えます。取り付け用のマウントも備えられており、ファインダースコープの取り付けがスムーズに行えるよう考慮されています。
製品情報
- - 希望小売価格: 112,500円(税抜) / 123,750円(税込)
- - 発売日: 2025年6月20日
- - 主鏡有効径: 125mm
- - 焦点距離: 250mm
- - 口径比: f/2
- - 質量: 約4.3kg
- - 鏡筒長: 約395mm
この新たなハイスピードアストログラフ「HAC125DX」は、天体撮影の新しいスタンダードを提供し、多くの天文ファンの期待に応えることができるでしょう。品質と価格のバランスも考慮されており、これからの天体撮影にとって欠かせないアイテムとなるはずです。興味のある方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。