マネーフォワードXがTHEOに新機能を搭載し資産管理が進化

マネーフォワードエックス株式会社が、株式会社お金のデザインが提供する資産運用サービス『THEO（テオ）』に向けてアカウントアグリゲーション基盤を提供しました。この基盤の活用により、『THEO』は2025年3月28日から新機能「NISA調整機能」を導入します。

NISA調整機能の特徴

新機能「NISA調整機能」は、THEOとその関連商品であるTHEO投信をひとつのポートフォリオとして扱うことにより、資産全体のバランスを自動的に調整するものです。この機能によって利用者は、THEOのマイページからトータル資産やリターンを一元的に管理することが可能となります。

2025年2月から提供されたアカウントアグリゲーション基盤は、複数の銀行や証券、そしてクレジットカードなどの金融機関サービスとの連携を可能にします。これにより、利用者はさまざまな金融機関の口座残高や取引明細を一元管理するのが簡単になります。

利用者のライフステージに合わせた資産配分を提案する『THEO（テオ）』は、簡単に言えばおまかせで資産を運用してくれるサービスです。このサービスの最大の特徴は、利用者の年齢や状況の変化に応じて自動的に資産配分を見直してくれることです。これによって、長期で見た場合に資産のパフォーマンスを最大化し、顧客のニーズに応えることを目指しています。

お金のデザインとマネーフォワードXの背景

株式会社お金のデザインは、東京都千代田区に本社を置く企業で、2013年8月に設立されました。代表取締役社長の伴雄司氏が率いる同社は、資産運用に関する独自のノウハウを持ち、ユーザーに寄り添ったサービスを展開しています。
URL: お金のデザイン

一方、マネーフォワードエックスは2024年12月に設立された会社で、金融関連サービスの開発と提供を行っています。代表取締役社長の本川大輔氏が率いる同社は、さまざまな金融サービスの創出を目指しています。
URL: マネーフォワードエックス

まとめ

今回のアグリゲーション基盤の導入により、THEOのユーザーはますます便利で効率的な資産管理が可能になりました。『THEO』による新機能「NISA調整機能」は、内部の資産を合理的に配分し、顧客への価値提供に貢献するでしょう。今後の金融テクノロジーの進化とともに、私たちの資産運用がどのように変わっていくのか、注目が高まります。