シンポジウム「岐路に立つ日本の政党政治」の概要
2025年12月2日、東京都千代田区のプレスセンターホールにおいて、公益財団法人新聞通信調査会が主催するシンポジウム「岐路に立つ日本の政党政治~問われるメディアの立ち位置~」が開催されます。このイベントでは、近年の日本の政党政治が直面している課題を考察し、特にメディアの役割について焦点を当てます。
背景
昨今、日本の政党政治は大きな変革の時を迎えています。2025年の夏に行われた参議院選挙の結果、自民党は大敗を喫し、これにより総裁の交代が行われました。また、公明党も長年維持していた与党連立を離脱し、従来の政治構造が崩壊しています。このような状況下で、有権者の投票行動は物価高や将来に対する不安を背景に揺れ動いています。
特に、若年層の政治参加意識が高まる一方で、民主主義を支えるメディアへの信頼は低下していることが課題となっています。このシンポジウムでは、これらの新たな潮流を戦後日本の政治の歴史を踏まえながら探求します。
イベント詳細
- - 日時:2025年12月2日(火)12:00開場、12:30開演
- - 場所:プレスセンターホール(東京都千代田区内幸町2-2-1日本プレスセンタービル10階)
登壇者
このシンポジウムでは、ノンフィクション作家である保坂正康氏が基調講演を行います。続いて、パネルディスカッションには千葉大学大学院教授の水島治郎氏、評論家の荻上チキ氏が参加し、司会を朝日新聞の林尚行氏が務めます。この顔ぶれが揃うことで、多角的な視点からの議論が期待されます。
プログラム
1.
基調講演 (12:35 - 13:35)
2.
休憩 (13:35 - 13:45)
3.
パネルディスカッション (13:45 - 15:30)
参加者には、最新の政治情勢に関する知識を深める貴重な機会となることでしょう。
新聞通信調査会の使命
新聞通信調査会は1947年に設立された公益法人で、新聞通信業界の発展を目的とし、様々な事業を展開しています。月刊誌『メディア展望』の発行や世論調査の実施、シンポジウムや講演会の開催など、メディアに関する調査や研究が行われています。
シンポジウムに参加することで、これからの日本の政党政治やメディアに対する理解が深まる貴重な経験を得られます。