パフォーマンスショー『blast ブラスト!』東京公演が開幕
『blast ブラスト!』は、マーチングバンドの迫力ある演奏と華麗なダンスが融合した、まさに圧巻のパフォーマンスショーです。7月28日から始まった全国ツアーの東京公演は、7月30日についに幕を開けました。演出は、金管楽器、打楽器、ヴィジュアル・アンサンブル(ダンサー/カラーガード)の三つのパートが協力し合い、観客を惹きつける見事なステージを展開します。
60種類以上の楽器が舞い巡る
公演は、約120分にわたり、60種類以上の楽器を駆使したパフォーマンスが繰り広げられます。特に印象的なのは、オープニングでの「ボレロ」。同じリズムが繰り返される中に二つの旋律が響き渡り、楽曲の盛り上がりと共にパフォーマンスも活気づき、会場の雰囲気を盛り上げます。
続いては、手具を使用したヴィジュアル・アンサンブルの力強いダンスが披露され、観客はその美しさに魅了されます。金管楽器による「スプリット・コンプリメンタリーズ」や「アメリカン・プレインズ・セレブレーション」といった楽曲では、演奏とダンスが絶妙に調和し、耳も目も楽しませてくれます。
見どころ満載のバッテリー・バトル
1幕の後半には『blast ブラスト!』伝統の「バッテリー・バトル」。ここでは打楽器のキャストが、まるで対決しているかのように、技巧を駆使したドラムの演奏を繰り広げます。観客は、超絶技巧のドラム演奏に感動し、その迫力に心を奪われます。また、観客を楽しませるコミカルな演出もあり、ドラムの音での会話が展開されるユーモアも見所です。
続く2幕では、ヒット曲「アイドル」の演奏や、ヴィジュアル・アンサンブルによる光るスティックを使った演技が展開され、見どころが盛りだくさんです。楽曲は「ランド・オブ・メイク・ビリーブ」や「アース・ビート」といった大迫力の演目が続き、観客はそのエネルギーに圧倒されます。
日本人キャストの活躍
今回の公演では、パーカッション奏者の石川直やトランペット奏者の米所裕夢、さらにヴィジュアル・アンサンブルの丹澤里穂菜など、4人の日本人キャストが活躍します。特に、石川氏は2000年に日本人として初の『blast ブラスト!』に入団した実力者で、その存在感は圧倒的です。公演中の「バッテリー・バトル」では、彼のドラム演奏に是非注目してほしいです。
ロビー演奏や特別な体験
公演の前後には、ロビーでの演奏も行われるので、より間近でプロのパフォーマンスを楽しむことができます。こうしたイベントは『blast ブラスト!』ならではの特典です。
東京公演の前日には、スペシャルサポーターであるMattが取材会に出席。彼は「本当に楽しかった」と興奮気味に述べ、特にブラスバンド部出身の経験から、ステージの工夫に感心した様子でした。彼の言葉からも、多くの人にとって特別な体験であることが伝わります。
公演概要
東京公演は、2024年7月30日(火)から8月12日(月・休)まで、全18公演が予定されています。会場は東急シアターオーブで、座席はS席13,800円、A席10,800円、B席8,800円となっています。
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