俳優の松重豊さんがパーソナリティを務めるラジオ番組「深夜の音楽食堂」(FMヨコハマ毎週火曜24時30分~25時)に、バンド・MONO NO AWAREのギター&ボーカル担当の玉置周啓さんがゲスト出演しました。
番組では、6月5日にリリースされたMONO NO AWAREの5thアルバム「ザ・ビュッフェ」が紹介されましたが、話題は松重さんの2歳の孫がMONO NO AWAREの楽曲「風の向きが変わって」に夢中になっているという驚きのエピソードに。
松重さんは、孫がたまたまライブを観に行ったことをきっかけに、この曲を気に入り、自転車に乗る際にも口ずさんでいると明かしました。2歳の孫が複雑なメロディーの楽曲を気に入っていることに、玉置さんも驚きを隠せませんでした。
さらに、松重さんは、MONO NO AWAREの楽曲「もうけもん」が、子供向け番組『シナぷしゅ』(テレビ東京系列)で起用されていることに触れ、世代を超えて愛される理由について考察しました。
玉置さんによると、「もうけもん」制作中には、プロデューサーから「夜更かしをせず、健康に配慮すること」を強く求められたそうです。子供向けの楽曲だから、制作過程で誰かが不健康な状態にならないよう、制作中は規則正しい生活を送っていたとのことです。
松重さんは、玉置さんの言葉選びの素晴らしさについても言及し、「意味と音が非常にいいバランスで刻まれていくので、孫が歌っているのを聞いて、僕も口ずさんじゃって頭から離れないんだよね」と、MONO NO AWAREの楽曲の魅力を自身の経験を元に解説しました。
松重さんの孫がMONO NO AWAREの楽曲に夢中になっているというエピソードは、世代を超えて愛される音楽の力を感じさせるものでした。MONO NO AWAREの楽曲の魅力、そして松重さんの孫の音楽への感性が光る、興味深い内容となっています。