推し活の変化と支出
2026-09-10 10:39:13

2023年の推し活調査結果から見えるトレンドと未来の展望

推し活のトレンドは常に変化し続けていますが、最近の調査結果からは、明確な二極化が見られます。株式会社インテージが実施した「推し活」に関する調査によると、推しを持つ人の割合は33.6%であり、前年比で微減しています。このトレンドは特にシニア層に顕著で、60代、70代では推しを持つ割合が減少しています。

興味深いことに、若年層では推しを持つ人が高い割合であり、女性15-19歳では実に75.9%が何らかの推しを持っていることがわかりました。一方、推しのカテゴリーに注目すると、最も人気が高かったのは「国内のアイドル」で9.4%、次いで「ミュージシャン・バンド」が8.3%、そして「アニメ」が7.4%となっています。しかし、これらの数値は前年比で減少しているため、推しの数を絞っている傾向が見られます。

支出に関するデータも非常に興味深いものです。2023年度の調査では、ゲームに対する平均支出が前年の2.6倍にも達し、特に新しいゲーム機や人気ソフトの発売が背景にあるとされています。アニメ分野でも、平均支出が2倍となっており、主な要因には新作映画やコラボグッズの販売が寄与していることが考えられます。

調査結果によると、推し活に関連する支出が増加している理由としては、45.7%が「グッズや関連商品の購入が増えたから」と回答し、次いで「ライブやイベントに参加した回数が増えたから」が37.3%を占めています。このように、推しへの愛情や活動の増加が支出を押し上げていることが伺えます。特に物価の影響よりも、ファン活動の活発化が重要な要因であることが示されています。

さらに、推しのジャンルに関しては、男女、年代別で異なる傾向が見られます。特に男性は10代から40代にかけて「アニメ」が人気であり、40代以上では「ミュージシャン・バンド」が上位にランクインしています。興味深いのは、10代の人気ジャンルが「YouTuber/VTuber」から「アニメ」に移行したことです。これは、若い世代においてアニメの影響力が増していることを示しています。

女性の場合、年代別に見ると、10代から30代では「国内のアイドル」が上位ですが、70代において再びこのカテゴリが1位となっています。また、アニメは10代から30代の女性において2位の人気を得ています。

これらの結果から、元々の推し活は確固たる支持を得ている一方で、その対象や消費傾向には明確な変化が見られることがわかります。推し活がどのように進化していくのか、今後の調査を通じて更なるデータの収集が期待されます。

今回の調査に基づく推し活の動向は、今後のイベントや商品の計画においても重要な指針となるでしょう。生活者のニーズを的確にとらえ、効果的なマーケティング施策を構築するために、インテージでは今後も持続的に調査を行っていく姿勢を示しています。そして、推し活の存在がもたらす影響と楽しさに目を向けていくことが求められています。


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会社情報

会社名
株式会社インテージ
住所
東京都千代田区神田練塀町3番地 インテージ秋葉原ビル
電話番号
03-5294-0111

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