近年、SNSを中心に盛り上がっている「パーソナルカラー」や「骨格診断」ですが、実際の購買行動には意外なトレンドが見えてきました。株式会社システムリサーチが運営する「創作品モールあるる」が行った調査によると、20代から60代の女性200名のうち、約7割がファッションアイテムを選ぶ際に最も重視するのは「自分に似合うかどうか」と回答しています。
そして、興味を持ちながらも実際に診断を受けたことがないという層も多く、4割超が「興味はあるが未実施」としています。この36%の人々は、SNSでの流行を敏感に受け取っているものの、実際に行動に移すにはまだ至っていないようです。診断を受けたという実績を持つ人たちの中でも、約38%の人々は、実際の日常の中で「特に変化はない」と感じていることからも、診断結果が必ずしも行動に結びつかないことが明らかとなりました。
また、今回の調査の中で興味深いのは、診断結果に対して「気分や直感を優先する」と答えた人が57.8%にも上ることです。これは、診断結果に基づく選択よりも、自身の好みに従って選ぶことを重視している証拠ではないでしょうか。
このように、自己分析が広がりを見せる一方で、個々の好きや感覚が重視されている現状が浮かび上がってきます。情報量が多すぎて戸惑う人々が増えている一方で、SNS上では自己分析系の投稿が賑わっています。たとえば、自分に合う色や形がわからない、あるいは多様な情報に圧倒されているといった声も多く聞かれます。
SNS上での注目度が高まる中、実生活においては、好みが選択の大きな要因になっていることが分かりました。流行よりも「自分らしさ」を求める傾向が明らかになり、今後のファッションの流れに影響を与えることが期待されます。
「創作品モールあるる」は、この調査結果を基に、今後も消費者の意見を大切にしながら、商品を提供していく姿勢を強化していくとしています。それでは、皆さんも自分自身の好きなスタイルを大切にしながら、ファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
調査対象: 10代~60代の女性
調査期間: 2025年10月24日~2025年10月24日
調査機関: クラウドソーシングサイト
調査方法: 各質問項目の回答割合を算出
有効回答数: 200名
【創作品モールあるるについて】
「あるる」は商品やサービスの魅力だけでなく、『誰から買うか』を大切にしています。コラボするショップの歴史や生産者の想いを伝えることに力を入れ、自分に合った商品が見つかる場です。今後も「店舗とお客さま」が繋がる場所を目指します。