ノルウェージャンクルーズラインが全面改装を実施
ノルウェージャンクルーズライン(NCL)は、2025年に向けて「ノルウェージャン エピック」と「プライド オブ アメリカ」の2つの大型客船において大規模な改装プロジェクトを発表しました。この取り組みは、クルーズ愛好者に向けて新たな体験を提供することを目指しています。具体的な改装内容としましては、ファミリー向けの施設の拡充や、全体の客室数の増加、大人専用エリアの新設などがあります。
ノルウェージャン エピックの改装
「ノルウェージャン エピック」は、2025年5月8日にリニューアル完了し、ヨーロッパのクルーズシーズンを開始します。新たに設置される屋外スペースにはホットタブやアクアパークが刷新され、大人専用の「バイブビーチクラブ」も拡張されます。これにより、家族連れやカップルがリラックスできる空間が生まれ、より楽しめる環境が整うでしょう。さらに、新しいバルコニー付きやオーシャンビュー客室も追加され、多様な宿泊ニーズに対応します。
ヨーロッパクルーズの行程
新しい設備を搭載した「ノルウェージャン エピック」は、イタリアのローマを出発し、サントリーニ島やミコノスなど、地中海の美しい景観を巡るクルーズを予定しています。イタリアの美術や歴史に触れながら、特別な休日を過ごすことができるでしょう。移動後は、プエルトリコを拠点に南カリブの観光名所を訪れる7泊のクルーズも運航される予定です。
プライド オブ アメリカの新しい設備
一方で「プライド オブ アメリカ」は、2025年5月3日から31日にかけての改装で、デッキ5にはスターバックスが新設される他、人気のピックルボールコートを導入するなど、娯楽施設を充実させます。さらに、子ども専用の「スプラッシュアカデミー」やティーン向けの「エンタレージ」の改修も行い、家族全員が楽しめるクルーズ体験を提供します。
ハワイ諸島周遊クルーズの再開
「プライド オブ アメリカ」は、改装後の5月31日から、ホノルルを出発点とした7泊のハワイ諸島周遊クルーズを再開します。このクルーズは、毎年52週連続で運航され、クルーズ中には約100時間の寄港時間が確保され、マウイ島やカウアイ島での一泊が含まれており、素晴らしい陸上体験を楽しむことができます。
結論
ノルウェージャンクルーズラインの改装は、現在のクルーズ旅行のトレンドを反映したものであり、各種施設の充実や新たな客室の追加が、ゲストにとってより魅力的なクルーズ体験を提供することに繋がります。自由な旅を望む方にとって、新しく生まれ変わるノルウェージャンクルーズラインは必見です。新たな旅のスタイルを体験できる日を楽しみにしましょう。