万博最終日を祝う「いのちセレブレーション」
2025年の大阪・関西万博の会期最終日である10月13日(月・祝)、万博のレガシーを祝う特別なオープニングイベント「EXPO2025 INOCHI Celebration(いのちセレブレーション)」が開催されます。このイベントは、大阪・関西万博シグネチャーパビリオンである「いのちの遊び場 クラゲ館」において行われ、参加者には多様な文化や芸術の交流を楽しむ機会が提供されます。
イベントの概要
「いのちセレブレーション」では、多文化共創の象徴として、KURAGE Bandを中心に様々なパフォーマンスが繰り広げられます。多様なアーティストと共演することにより、万博を通じて生まれた文化的交流が一堂に会します。また、この日は万博を象徴する「いのちパーク」にて、特別な催しが行われ、未来社会に向けた希望のメッセージが発信されます。
この日のイベントは、11:45から13:15にかけて開催され、プロデューサーやクラゲ館大使である海乃美月さんも登壇予定です。リベリアの政府代表Queen Juli Endeeさんや有名な太鼓芸能集団「鼓童」など多彩な出演者たちが共に、アフター万博へ向けた新たな一歩を踏み出す瞬間を参加者と共に分かち合うでしょう。
はじまりの前夜祭
「いのちの祭り」が開催される前夜、10月12日(日)には、クラゲ館で新作能「いのちの能 Jirin - 時の輪 -」が上演されます。この新作能は、万博を通じて創り上げられたもので、舞台上には世界中の国々の国旗をモチーフにした“くらげ帽”を被った参加者たちも加わり、共に祝う機会が設けられます。このイベントは、アートと文化が交差する一つの場となり、参加者が互いにインスパイアし合うシーンを創出します。
さらに、Pop-up Stageでは、Queen Juli Endeeさんによるリベリアの伝統的な音楽とKURAGE Bandとのコラボレーションが実現し、観客との共演が楽しめます。これにより、万博を通じた国際的な連帯や友好の意義が強調され、観客全体で「Save the Ring」のメッセージを共に歌い上げる予定です。
万博のレガシー
大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、People’s Living Labとして先端技術やアイデアの発信の場となりました。最終日の「いのちセレブレーション」は、これまでの成果を次世代へと繋ぐ重要なプロセスです。参加者一人一人が新たな文化の理解に繋がり、未来のコミュニティ形成に寄与することが期待されています。
このイベントは、万博という大きなプラットフォームを経た後、さまざまな文化が共生し合う未来への新たな行動を促す、重要な一歩となることでしょう。万博の閉幕を祝うだけでなく、新たな挑戦と未来への希望を共に見出す場ともなるのです。
大阪・関西万博のフィナーレを飾る「いのちセレブレーション」、ぜひともその瞬間を共に体験し、新しい未来を共に描きましょう。