9度目のなでしこ銘柄
2025-03-24 18:14:45
ダイキン、なでしこ銘柄に9度目の選定を果たす
ダイキン、なでしこ銘柄に9度目の選定を果たす
ダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)は、独自の取り組みを通じて、女性の活躍を支援する企業として、経済産業省と東京証券取引所が共同で発表する「なでしこ銘柄」に選定されました。この選定は、ダイキンにとって9回目となります。
ダイバーシティ・マネジメントの強化
ダイキンは、ダイバーシティ・マネジメントを経営の重要な柱とし、性別や国籍、年齢、障害の有無にかかわらず、すべての社員がその能力を最大限に発揮できる環境を目指しています。具体的には、2011年に経営トップの直轄のプロジェクトを開始し、女性の積極的な活躍を推進しています。特に、女性管理職やリーダーの育成を重点的に進めており、目覚ましい成果を上げています。
女性リーダーの育成に向けた具体策
ダイキンの施策には、管理職と女性社員との意識改革を図るためのトレーニングやワークショップが含まれており、女性リーダーの早期育成にも力を入れています。また、育児休暇からの早期復帰支援やキャリアアップのためのプログラムも充実しており、性別を問わず男女が仕事と育児を両立しやすい環境の整備を進めています。
この取り組みの結果、女性管理職の数は2011年度の21名(2.2%)から、2025年には121名(8.9%)に増加。内部登用の女性役員も2名に達し、女性活躍推進法に基づく行動計画の目標を早期に達成しました。このような成功事例は、同社が鍛えたリーダーシップに裏打ちされたものです。
増加する管理職候補者と女性社員
ダイキンでは、管理職候補者層の数も劇的に増加しています。2011年度の86名から、2024年度には339名に達し、女性社員の比率も明らかに改善されています。2011年度974名(12.7%)から、2025年には1692名(18.6%)まで増加。このような改善は、社員一人ひとりの意識が高まっている証拠でもあります。
今後の展望
今後もダイキンは、全ての社員が自由かつクリエイティブに働ける環境を整備することを目標に、ダイバーシティ・マネジメントの取り組みを一層加速させていく意向です。これからも、男女問わず一人ひとりがそれぞれの力を存分に発揮できるような企業文化を育んでいくことでしょう。
「なでしこ銘柄」の再選は、これまでの成果を再確認し、今後のさらなる活動へとつながる重要な指標です。ダイキンの挑戦は、今後も多くの企業にとっての模範となることでしょう。
会社情報
- 会社名
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ダイキン工業株式会社
- 住所
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