日比谷公園が国土交通省都市局長賞を受賞
株式会社日比谷アメニスが手掛けた日比谷公園の「第二花壇施設整備工事」が、第41回都市公園等コンクールにおいて国土交通省都市局長賞を受賞しました。このコンクールは、日本公園緑地協会によって主催され、優れた公園の設計や施工、管理運営が評価される重要な賞です。受賞企業には株式会社日比谷アメニスをはじめ、株式会社昭立造園、株式会社みつきが含まれており、これらの団体が一丸となって新たな公園づくりに挑みました。
理想の公園づくり
日比谷公園は2033年に開園130周年を迎えるにあたり、すべての人が利用しやすい公園を目指して段階的な再生整備を進めています。第二花壇エリアに新設された芝庭広場では、バリアフリー化が進められ、誰でも安心して自由に歩くことができる環境が整えられました。ここでは、柵の撤去やスロープの設置が行われ、段差を解消しました。特に、全ての世代やバックグラウンドの方々が楽しめる場所を提供するための工夫が随所に施されています。
また、日比谷公園内では「ビスタ景観」を意識した設計が行われ、公会堂から噴水、小音楽堂までの視点の確保が図られ、自然と施設が調和した美しい空間を創出しています。これにより、訪れる人々が景観を楽しむことができ、リラックスした時間を過ごすことができます。
施工過程と環境への配慮
施工においては、設計図を基にした3Dモデルが活用され、関係者とのイメージ共有が進められました。これにより、施工の正確性と安全性が確保され、現場での作業が円滑に進行しました。さらに、既存の樹木の保護や搬入車両の出入りを最小限に抑えるなど、自然環境への配慮も徹底され、持続可能な公園づくりが実現されました。
日比谷公園でのこれらの取り組みは、公共性を重視し、地域社会に貢献することを目的としています。緑に包まれた快適な空間が、今後も多くの人々に愛され、利用されることを期待しています。
企業概要
設立1971年、東京都港区に本社を構える株式会社日比谷アメニスは、快適な空間の創造を企業理念として掲げています。多くの造園施工や緑地メンテナンスを手掛け、公園等の公共施設の管理運営にも積極的に取り組んでいます。これからも豊かな社会と環境づくりに寄与する企業としての役割を果たしていくことでしょう。
お問い合わせ
本件についてのお問い合わせは、株式会社日比谷アメニス広報室までお願いします。
日比谷公園のさらなる発展と、市民に愛される公園づくりに期待が寄せられています。