近畿大学が産官学連携の新たな未来を切り拓く、研究シーズ発表会開催

近畿大学リエゾンセンター設立25周年記念研究シーズ発表会

近畿大学（大阪府東大阪市）のリエゾンセンターは設立から25年を迎え、この節目を祝うために特別な「近畿大学研究シーズ発表会」を2025年9月5日（金）に開催します。このイベントでは、産官学連携における具体的な成果や、近年の研究成果が発表される予定です。

記念イベントの意義

リエゾンセンターの役割は、企業や自治体の抱える課題解決に向けて、大学の研究シーズや成果を活用した支援を行うことです。近畿大学は令和5年度（2023年度）において、322件という受託研究の件数を記録し、8年連続で全国の大学でトップの実績を誇ります。

この発表会の開催は、リエゾンセンターの取り組みが地域社会や企業に与えた影響を確認し、今後の展開を推進する重要な機会となります。

発表内容

当日は、教員による特別講演や産学連携に貢献した研究者の発表が行われます。特に注目されるのは、経営学部の学生による企業との共同開発事例や、現在進行中の研究企画の紹介です。さらに、会場には教員の研究シーズに関するパネル展示が設けられ、来場者が自由に情報を収集できる環境も整えられています。

プログラムのハイライト

1. オープニングセッション では、開会挨拶と主催者からのメッセージが行われます。
2. 特別記念講演では、近畿経済産業局の大平昌幸氏が産学連携の重要性について語ります。
3. 研究シーズ発表では、複数の教員が次世代のバイオ燃料やサービスデザイン、QOL向上に寄与する研究の成果を発表します。
4. 交流会では、名刺交換会が行われ、企業関係者と参加者のネットワーキングが促進されます。特に「近大マグロ」といった近畿大学ならではの養殖魚が振る舞われる予定です。