結婚における親の役割変化を探る新書『結婚親の大切な役割とあいさつ』発売

新たな結婚の時代に教育する親の役割

結婚は時代の流れとともに変化し続けてきました。そして、それに伴い親の役割も進化しています。そんな現代の結婚事情を監修したのが、結婚ジャーナリストひぐちまりさんです。彼女の新著『結婚親の大切な役割とあいさつ』は、親が子どもの結婚にどのように関与し、サポートすべきかを示しています。4月中旬に成美堂出版から発売されるこの書籍には、さまざまなエピソードを通じて、親の役割がどのように変わってきたのかが解説されています。

現代結婚事情の変化

近年の結婚事情は、かつての常識を覆しています。たとえば、外国人との結婚や海外での挙式、また「できちゃった婚」が「おめでた婚」と呼ばれるようになり、その比率も増加しています。このような多様な結婚スタイルにより、親は子どもとの関わり方を再考する必要があります。

親の役割の進化

ひぐちまりさんは、この本の中で親が果たす役割の変化について具体的なシーンを交えて説明しています。子どもが結婚したいと打ち明けたときの対応から、結婚が決まってからの婚約や結納、さらには結婚式や披露宴までの流れを親としてどのようにサポートすれば良いのか、各章に分かりやすくまとめられています。特に、PART6では、親族が披露宴でスピーチをする際のマナーも詳解されており、実践的な内容となっています。

ひぐちまり氏のプロフィール

ひぐちまりさんは、外資系銀行や建築企画会社での経験を経て、1988年からブライダル業界に足を踏み入れました。彼女は、アメリカ合衆国第39代大統領ジミー・カーターを迎えたプライベートレセプションを担当した実績があり、そのおもてなしのスキルは高く評価されています。現在は「オリーブの丘」というウェディングプロデュース会社を運営し、現代の結婚事情を考慮したスタイル提案を行っています。さらに、結婚トレンド研究所の所長や日本プロトコール＆マナーズ協会理事も務め、さまざまなメディアでの情報発信にも積極的です。