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異色のバンド『TOLIP』が初アルバムを発売

2015年12月17日、航空ファンにとって特別な日「飛行機の日」に、現役パイロットによるバンド『TOLIP』が1stアルバム「空へ」を発表します。このユニークなグループは、1999年に結成され、航空業界に身を置きながら音楽制作に取り組んできました。その目的は、夢を追う人々や困難を抱える方々に少しでも勇気を与えることです。メンバーは「このアルバムに、その思いを込めている」と語り、印税収入は全額をUNICEFに寄付、さらには子供たちに航空の魅力を伝える活動にも利用されることが決まっています。

メンバー全員が現役パイロット

『TOLIP』のメンバーは、某航空会社に所属するパイロット5名によって構成されています。彼らは、最も身近に感じる「空」に焦点を当てて楽曲を作り上げてきました。音楽活動と航空業務の両立は容易ではありませんが、彼らは音楽が持つ力を信じ、日々活動を続けています。2000年にはANAのCMソング「コントレール」をリリース。また、今回のアルバムには、彼らが激務の合間に書きためた楽曲が満載です。

期待の新アルバム「空へ」

「空へ」では、10曲がすべて「空」をテーマにしており、それぞれ希望や旅立ちを描いた内容が魅力です。特に注目すべきは、10曲目に収録されたボーナストラック「Cockpit Preparation」。これは、離陸前にコックピット内で行われる管制塔とのやり取りをリアルに再現したもので、航空ファンにはたまらないリアル感が溢れています。

航空ファン必見のキャンペーン

アルバムの発売に伴い、航空ファンに嬉しい企画も盛りだくさんです。「空へ」が発売される12月17日には、特別なイベントも予定されており、ボーナストラックを通してファンとの交流が図られる予定です。また、CDジャケットやロゴのデザインは、日本でエアラインデザインを手がける大山佶鎬氏が担当。彼の手によるデザインは、航空業界の美学を取り入れた素晴らしい仕上がりになっています。

ミュージックビデオも公開

さらに、ミュージックビデオも注目の一つです。この動画には、大山氏がデザインしたTOLIPエアラインが登場し、ドローンを利用して様々なロケーションで撮影された様子を見ることができます。公園や商店街、高架下など、日本中を飛び回るその様子は、まさにエンターテインメントそのもの。詳細な映像は公式YouTubeチャンネルから視聴可能です。

全体像と今後の展望

『TOLIP』は、ただの音楽バンドにとどまらず、社会貢献も重視しています。彼らは「世界に笑顔を一つでも多く」というスローガンのもと、今後も音楽と人々の心をつなぐ活動を続けていく予定です。パイロットという夢の仕事を持ちながら、音楽という新しい表現方法を通じて多くの人々に希望を届ける彼らの今後に大いに期待が寄せられています。

公式サイトでは、アルバムの詳細情報や最新ニュースを随時更新していますので、ぜひチェックしてみてください！

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