沖縄市で行われたバスケットボールクリニック
2024年7月29日、沖縄市の体育館にて、沖縄市スポーツ協会が主催するバスケットボールクリニックが開催されました。このイベントには、市内の小・中学生が対象となり、多くの子どもたちが集まりました。
小学生の部と中学生の部
イベントは午前と午後の2部に分かれて実施されました。午前中には、55名の小学生が参加し、シュート、ドリブル、パスのグループに分かれて、各コーチと共に練習に取り組みました。その中には、キングスユースコーチやアカデミーコーチも参加しており、子どもたちに基礎技術を伝授しました。
小学生の部の内容
与那嶺翼キングスU18ヘッドコーチが担当したパス練習では、相手に正確にパスを送るためには、声を掛け合うことが重要であると指導。また、末広朋也U15ヘッドコーチはシュート技術に関して、ボールをまっすぐ飛ばし、スピーディにシュートを打つことの大切さを教えました。子どもたちはコーチ陣の言葉に耳を傾け、一生懸命練習を行っていました。
中学生の部の活動
午後からは75名の中学生が参加し、まずは畝挟ストレングス&コンディショニングコーチによる基礎体力づくりのトレーニングが行われました。キングスの選手が普段行っているトレーニングを参考に、実践的な体力向上メニューが展開されました。
その後、穂坂アシスタントコーチが指導する基礎技術の練習へと移行。リードパスを作るポイントや、声を掛け合うことでスムーズなプレーが可能になることを伝えました。グループに分かれ、シュート練習を行う中でも、お互いに切磋琢磨しながら、楽しく練習に励む姿が見受けられました。
子どもたちの感想
参加した子どもたちの多くは、コーチや選手との交流を通じて、自身の技術向上に繋がったと嬉しい声を寄せていました。「シュートが3本全部入るようになった」「キングスの選手から学べたことが良かった」と、自信に満ちた表情で話す子どもたちが印象的でした。
プロ選手からのメッセージ
このプログラムには、トップチームから#8 植松義也選手や#15 松脇圭志選手、ウィタカ・ケンタ選手も参加。彼らは、基礎技術の重要性を再認識しながら、未来の選手たちにエールを送りました。松脇選手は、「プロ選手としての経験を活かし、子どもたちの役に立てることが楽しかった」と語り、次世代へ夢を繋いでいくことの重要さを感じたとのこと。
今後の取り組み
沖縄バスケットボール株式会社は、「沖縄をもっと元気に!」という活動理念を掲げ、地域のバスケットボールの発展に寄与するため引き続き努力していくと宣言しました。これからも子どもたちが成長できる環境作りを支援し、さらなる上達を促進していく予定です。